電球


よく眺めると、実に古めかしく明快な仕組みが見える。


絶縁した2極が用意されるソケット、球の中ではガラスで
絶縁されて線が延び、先端がフィラメントで結ばれている。
視覚的にも電気の流れの見えそうな、そんな電球。


普段はE17口の60Wの電球一つで夜を過ごす。
机の上に置いていた、切れた電球を撮ってみた。





マンションのデザインでは、照明は全てLED器具を選定した。
電球色で統一した照明空間に大きな違和感は感じないし、
十分な明かりになれるのだと実感もしている。


LED器具は低価格で様々な種類が随分に増え、必要な
もの殆どを揃えることが出来るようになってきている。






電球はそのうちにレコードのような存在となり、
やっぱりレコードは良いよなーという具合に、
電球は良いよなーと言いながら灯す贅沢な嗜好品に
なるような時代が、いつか来るのだろうか。







LED器具の電球色、例えばメーカー毎に異なるケースが
あるかもしれません。混在させる時は確認が必要でしょう。
また、LEDの光は直進性の強い傾向があり、間接照明などで
柔らかさを作る際は検証する必要があるかもしれません。



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