2017-01-01から1年間の記事一覧

好みはハイプルーフのハードリカーをストレートで。

先夜は夜更け、酔い、書いた。 酔うと思い切り書けるのだけれど、 もしも、素面で書き出せるのなら、 きっと、文豪を目指しただろうな。 という事で、酔い再び書き出そうか? 今宵というか、朝になってしまった? 気がするけれど・・・ でもその前に、仕事を…

今年最後の打合せ。

結局、判断は年越しなのだけれど、 年の終わりの見える今日は案外、 気ままで時間猶予の許される、 緊張の抜ける感も時折否めないものの、 それは次への課題を膨らませるチャンス、 しかも幅広く話す事の出来る有意義さ、 何をしたいのか? 想いを伝えられた…

動画?その手があったか!

届いた動画がかっこイイ! ←クリックで開く? 上手く貼れないので、リンクを。 『 Moai in ny 』のインテリア風景。 夕方、西の高窓からの陽射しがやや平行に、 室内に届きだした頃、壁で映える映像。 竣工の時は別の壁で同じような揺らめきを発見、 まるで…

再び、キングギドラ登場。

6年程前だろうか、登場したキングギドラ。 どう照明しようか?のお手伝いとして、 被写体になって頂く・・・超合金のね。 今回の登場では、光を背にさせたい。 光を背にするとシルエットになってしまうので、 レフ板を使い、光が柔らかく回るように撮る。 な…

西日、眩しく印象的です。

引渡、御引越、住まい始めて一年を迎える。 オーナーから届く、日常の風景。 初めてお会いした時はお客様? と言う分けではなかったかもしれない。 『不可能』とは言わなかっただけで、 計画の実現性に強く問題を提起した。 初めからお客様ではなく、 クライ…

オリオンを崇める覚悟が欲しい。

少し前の事、アトリエの窓から眺める南17条の西、 藻岩山の裾野に沈む夕陽に映える電線の在る街並。 既に夜はオリオンが輝き見過ごせなくなっている。 オリオン座はとても好きな、分り良い星座。 でも、見つけると冬の寒さを覚悟させられる。 見つけ喜び、見…

信号機に文句をつけてみたい。

谷崎潤一郎は『陰影礼賛』に習い蝋燭を灯してみる。 この本は、時代に遅れたおじさんのボヤキなだけなのに、 妙に心に染みてしまい、心改めて事物を眺めたくなる。 暖かい昼間も夜は涼しいよりも寒さが身に染み、 雨の日にはいっそう寒々しく感じられる季節…

薄い月に誘われてしまう。

心惹かれる薄い月、また出会う機会はあるだろうか? 朝6時に起き出し、7時過ぎに家を出て、今日は早い帰り。 金曜夜の道東の帰り道はやや混んでいた。なるほど。 コクワ、来週訪ねた時は食べ頃だろうか?残っているとイイなー 台風が降らせた雨は大地を湿潤…

原点確認 その5

5回に渡って書いてしまった意味不明な原点記事、 非常に有意義な、束の間の帰省時の風景でした。 道東は十勝へ仕事に向かう道、最後はやはり好きな オンネトーへ寄る。 チミケップでは管理されている方に出会い、 峠展望台では火山研究者に出会い、 ここでは…

原点確認 その4

津別峠からは阿寒国立公園、屈斜路湖が一望出来る。 実に良い眺め、朝方は屈斜路湖の雲海が望めるので、 季節(日の出方向)によっては撮影ポイントになる。 青さをより得ようと思い、少し上から撮ってみて、 手を伸ばして写真を撮る。影が写ってしまった。 …

原点確認 その3

以前、鯉をみた・・・ヤンマの飛び交う、 川が流れ込み淀む、特に好きな場所。 樹幹から漏れる光がまるでスポットライト、 倒木の株に根を張り次世代の木が育つ。 大きさからすれば数年だろうけれど、どうだろう? なかなか良いステージをみつけたな! でも…

原点確認 その2

公開してしまうとこれは、私の好きな桂の木。 過去、初めて好きになった桂はもういない。 でも、いつだか出会ったこの木は今も健在。 きっと、私より遥かに長く在るに違いない。 久しぶりに訪ねたこの日は、燃えるようだった。 まだ葉は青く、上を見上げると…

オーナーに種を明かし、確認頂く嬉しさ。

あるオーナーが今、北欧にいて写真が届いた。 北欧はフィンランド、ヘルシンキにある建築の写真。 アルバ・アアルトの今は古い建築なのだけれど、 これは素敵な建築の一つだ。価値は普遍とも思える。 今はもっと上手い設計者はあるものと思う。 でも、この想…

久しぶりの再開で真剣にお話をさせて頂く気恥ずかしさと、嬉しさ。

私のアトリエを訪ねてくれた旧友は6年ぶりの札幌らしく、 貴重な時間を割いて来てくれた。とても嬉しい。 彼は家を建てる嬉しさに満ちていて、けれど悩んでもいて、 それで選んだ相談相手は大学卒業以来、特に旧交を温める 機会も稀だった私、良くも選んだも…

原点確認 その1

自分にはリセットできる場所、風景がある。 それが故郷の風景なので単純なのではあるが、 この、遠慮無く広がる大地、巨大に膨らむ空、 眩しい陽・・・これは時に夜の満点の星空か 一切の光の無い深淵の闇であったりする。 喉かな道を走っていると見えた輝く…

気になる光、消える色。

この前の朝の風景が忘れられない。 この時の朝の別風景なのだけれど、 少し角度を違えると、 突然、建物の窓に空の青さが映える。 反対を向けば色彩のある世界が広がる。 夜更けの雨が濡らし黒く輝く道、 遠く光る空は朝の空、 手前に薄く残るのは雨雲? 陽…

見事な庭風景でした!

先日、久しぶりに訪ねた【DOMA/yamanote】、 見事な庭の光景が印象的だった。 オーナーさんが当初から思い描かれていた風景、 竣工時とは違い、ようやく満たされた雰囲気。 アプローチは草がやや邪魔なのだけれど、 足元を確かめながら歩くのがとても楽しい…

冷える水、月の輪。

雨上がりの朝、潤いある大気はやや冷たく爽やか。 雨が地表を冷やしてしまう季節に移り変わるのか。 水分を多く含む空、月の光が反射して輪を作る。 昼間は暖かいのに、夜は水の冷たさを実感する。

秘密は本当に秘密・・・謎でしかない。

訪ねたのは随分昔の事なのだけれど印象的。 ノーベル賞の晩餐会が催される場所だったはずの、 ストックホルム市庁舎。本当に印象に強く残る。 設計はラグナール・エストベリ。 ガイドツアーでは変人扱いされ笑いを誘っていた。 学生時代、当時既に古いモダニ…

やるべき事はやってしまおう・・・明日にはきっと。

書類の整理をしたいと思いつつ、6月7月を過ごし、 お盆にはと思っていた。思っていただけであったが、 8月中にはと思い直していた。 そして今日、ギリギリなんとか整理したぞ。 ファイルにまとめただけなので、移し変えただけ? PC内部や本棚の隙間をブ…

塗る。

築11年目の【Bookshelf】、外壁のメンテナンス。 外壁の手の届く範囲は木を張っている。 使った木は・・・ただの木だった。 青木という針葉樹の構造材を大和張りとした。 耐久年数はメンテナンス次第。 建設時、初メンテの時は塗装に参加しました。 今回は施…

今在るものを眺めた。

ある朝の風景、雲のある朝、やがて陽が登る。 陰影のコントラストから抜け出す兆しは左上の 青さから、そこから一日が始まる。 トンボ・・・増えた。 人懐っこいわけではなく、どちらかと言えば、 人を恐れぬ様、警戒心はあるだろうに寄れた。 写真に収まっ…

計画案

パースを製作した。 こういう断面パースは手間が掛かるのだけれど、 実際には見ることの出来ないシーンでもあり、 こうして見えて少し安心したりする。 施設建築、空間は落ち着きを得られそう。 長さ14.5m×幅5.4mの大空間を上下階に設け、 北側に居室を整…

陰影。

夕方の頃、11年前に塗った壁に映える。 塗壁は本当に好きだ。 映える光が美しい。 ドマの吹抜に掛かる梁、 掛けられた植物、 具合良く日差しを得て落とす影。 リビング正面の壁である。 日常の一コマがそこに在る不思議。 その一光に気づき、ハッとしてしま…

二世帯住宅

旧友から相談されたのは二世帯住宅だった。 家を建てる!という喜びが先立つのだろうな。 その調子は十分に伝わり、自分まで喜ばしい。 調子にのり、プランを見せて頂いた。 どこかで自分にスイッチが入ったらしく、 業として確認してしまった。 30年目には…

勇気。

建築を設計する者は手品師ではない。 自分は手品はしない。 地道にコツコツ積み上げるのみ。 世の中、難解な事ばかり、 手品では済まず、奇術を使えるなら・・・ でも、それでは退屈。上手すぎても面白くない。 悩み抜いた先に得られる答えが好きだ。 抱えた…

何か繋がるように感じるのだけれど。

ミニマル・ミュージック?というらしい。 これはスティーブ・ライヒの”Drumming”。 こんな音楽が世の中にあるのか!と最近知る。 動画はパフォーマンスも素晴らしく、 コンテポラリーダンスの舞台劇のよう。 若いクラシックの音楽家の集う札幌での音楽のイベ…

本日の札幌の地下街・・・から始まる雑談。

札幌市役所からの帰り、地下街へ降りると照明が薄暗い。 どちらがオーロラでポーラだったか覚えていないけれど、 どうやら年に一回?の全店閉館のシャッター日であった。 驚いた・・・人多い平日の昼間に全ての地下街にシャッター! 何事?何か危険?彷徨いこんだ…

計画案の提示。

無事に計画案を提示する。 模型は大きい。A1より少し小さい位の敷地に乗る。 提示はぜひ、模型でと考えていた。 図面で理解頂くのは一般に難しい。 施主への提示は模型が良い。目の前に空間の在る事が、 より強い実感を伴い、理解頂けるのではと思う。 勘違…

計画案、まとまる。

作った模型、けっこう大きい。 最後に人や車を置いた。 人が入ると、途端にスケール感が見えてくる。 敷地をどう使うのか?ゾーニング、ヴォリュームの検討の末に 辿りついた方向性、整理した用途と規模、コストも含め実現の 可能性ある、その一歩。人の在る…