2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
リビングには趣味スペースと考えたLOFTがある。 このグレーの塔の内側には水廻りとトイレが 納まり、その上部にスペースがある。 狭いのでスペース全景は撮れないのだけれど、 STUDYルームのLOFTの小窓から眺める事が出来る。 このLOFTからは天井の高いリビ…
2階に設けたもう一つのスペースは、水廻りを 納めたグレーの塔を挟みLDKの反対側に在る。LOFTのあるSTUDY ROOM。 オープンなスペースと、二つに分かれたLOFT、 その下の収納スペースからなる。 左手は通路の向こうにダイニングが見える。 仕切り無く連続…
夜な夜な帯広の住宅の写真を現像しつつ過ごし、 出来た写真に喜んで夜更けに書くと、どうも 興奮した勢いだけのものに感じられ恥ずかしい。 気を取り直して改めて書いて行こうかな。 午後5時前のリビング・ダイニングの風景。写真中央の壁に四角く映えるの…
照明は、必要な場所に必要な照度を得る事と、 明るさ感を得る事、安全に配慮し足元灯も含め、 計画をしている。 家族の集う時、夫婦の時間、又は映画を観る等、 様々な用途が想定されるリビングには組合せの 選択肢を多く設けている。全点灯は稀として、 組…
竣工写真をたくさん撮ってしまい現像や選定に 手間を要していて・・・気長に取り組むように 方針転換する。最早、時間に追われる事もなし。 監理時は現場が動く中、クライアントに判断を 頂くべく取り組むとなると、時間に追われる。 写真、クライアントは楽…
外構は引渡後の残工事があり、写真は竣工の 一歩手前。改めて竣工を撮りたい気持ちもある ものの降雪の冬景色にも興味あり、そして どちらかと言えば、初めて敷地を訪ねた時が 桜の季節だった事もあり、来春に訪ねたい 気持ちが強い。※敷地手前に桜の木があ…
竣工写真とは、実はあまりチャンスがない。 引渡し前とは実際、現場は忙しなくある。 工務店の計らいもあり、久しぶりにじっくり、 観察出来る機会を頂けて嬉しい時間だった。 板金の外壁は時間帯により随分表情が変わる。 同じアングルを様々試してみると、…
引渡の前日から帯広に入り、撮影をした。 翌日まで滞在、丸一日の陽のウツロイを 観察してくる事が出来た。 西面の窓は特に印象的な光を演出してくれる。 LDKの西面の高窓は夕刻、低い陽射しが差す。 LDKの反対側にある壁にまで届き陽が映える。 高窓…
設計の仕事に『確認業務』がある。 建築しようとする建築物が、 建築基準関係規定等に適合する事を 図面や検査にて確認する申請業務。 確認業務の基本は確認申請と完了検査。 申請は特定行政庁つまり市町村や振興局、 今は民間の申請機関にも申請が出来る。 …
設計監理中の帯広の住宅は最終盤、現場は佳境。 ふと眺める光景は夕暮れ前、電球色の光と、 建具職人の青い服といい、色とりどりであった。 なかなか趣きのある室内風景になれそう。 この住宅の具現は危ぶまれていた。 要望と敷地、予算の関係はなかなか合致…
建築、空間は光、スケール感、テクスチャー、 どう呼ぶかは様々ながら、3つ要素から成る。 私は光が気になって仕方なく、自然光採光は 設計において特に大切に取り組んでいる。 自然光採光は絶対に誤魔化しの出来ないもの、 故に使いこなすのが非常に難しい…
ピザ窯を作ったので遊びに来て下さい。 と便りがあり、訪ねたのは先週の事。 久しぶりとなる函館は約3年ぶりだろうか。 天候にも恵まれ、本当に気持ちが良かった。 函館山を望む風景は今も変わりがない。 訪ねたのはまもなく7年を迎える道南の家。※この住宅…
函館の帰りは下道をゆっくり海を眺め走る。 室蘭はイタンキ浜の東、クジラ半島の見える浜で、 昼と夜が入れ替わる瞬間に立ち会う。 時間にして10分もない刹那。 この光景が毎日あるのだと思うと凄い事だ。 学生の頃にあれだけ通った場所なのに、 この刹那を…
先日載せた函館の住宅のスケッチ、 切妻屋根か勾配屋根の単純な家? と知人の指摘があり、不足なので 補足のものを貼り説明を加えます。 相当な苦労をして取り組んで頂いた 工務店の苦労は正しく伝えたい。 丹精に見える室内。 人の知覚は不思議、脳は事物を…
工事の進む帯広の住宅、窓の写真が届いた。 素直に、いいなーと思う。 採光窓の威力は絶大。 この窓は眺望のためではなく、換気を期待し、 そして採光を担う天井隅に設けた窓。 一般には設けられない場所の窓なので、 「なぜそこに?」と問われる事もある。 …
学生時代、感性ではなく理論から設計に取り組む先輩が居た。我々の多くが感性で勝負する中で特別な人であった。 彼曰く、恩師の設計は断面が良い、と。その言葉が離れずに居て、かつ、理論から展開するデザインへの興味もあり、自分自身は感性に頼るタイプで…