2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

薄い月に誘われてしまう。

心惹かれる薄い月、また出会う機会はあるだろうか? 朝6時に起き出し、7時過ぎに家を出て、今日は早い帰り。 金曜夜の道東の帰り道はやや混んでいた。なるほど。 コクワ、来週訪ねた時は食べ頃だろうか?残っているとイイなー 台風が降らせた雨は大地を湿潤…

原点確認 その5

5回に渡って書いてしまった意味不明な原点記事、 非常に有意義な、束の間の帰省時の風景でした。 道東は十勝へ仕事に向かう道、最後はやはり好きな オンネトーへ寄る。 チミケップでは管理されている方に出会い、 峠展望台では火山研究者に出会い、 ここでは…

原点確認 その4

津別峠からは阿寒国立公園、屈斜路湖が一望出来る。 実に良い眺め、朝方は屈斜路湖の雲海が望めるので、 季節(日の出方向)によっては撮影ポイントになる。 青さをより得ようと思い、少し上から撮ってみて、 手を伸ばして写真を撮る。影が写ってしまった。 …

原点確認 その3

以前、鯉をみた・・・ヤンマの飛び交う、 川が流れ込み淀む、特に好きな場所。 樹幹から漏れる光がまるでスポットライト、 倒木の株に根を張り次世代の木が育つ。 大きさからすれば数年だろうけれど、どうだろう? なかなか良いステージをみつけたな! でも…

原点確認 その2

公開してしまうとこれは、私の好きな桂の木。 過去、初めて好きになった桂はもういない。 でも、いつだか出会ったこの木は今も健在。 きっと、私より遥かに長く在るに違いない。 久しぶりに訪ねたこの日は、燃えるようだった。 まだ葉は青く、上を見上げると…

オーナーに種を明かし、確認頂く嬉しさ。

あるオーナーが今、北欧にいて写真が届いた。 北欧はフィンランド、ヘルシンキにある建築の写真。 アルバ・アアルトの今は古い建築なのだけれど、 これは素敵な建築の一つだ。価値は普遍とも思える。 今はもっと上手い設計者はあるものと思う。 でも、この想…

久しぶりの再開で真剣にお話をさせて頂く気恥ずかしさと、嬉しさ。

私のアトリエを訪ねてくれた旧友は6年ぶりの札幌らしく、 貴重な時間を割いて来てくれた。とても嬉しい。 彼は家を建てる嬉しさに満ちていて、けれど悩んでもいて、 それで選んだ相談相手は大学卒業以来、特に旧交を温める 機会も稀だった私、良くも選んだも…

原点確認 その1

自分にはリセットできる場所、風景がある。 それが故郷の風景なので単純なのではあるが、 この、遠慮無く広がる大地、巨大に膨らむ空、 眩しい陽・・・これは時に夜の満点の星空か 一切の光の無い深淵の闇であったりする。 喉かな道を走っていると見えた輝く…

気になる光、消える色。

この前の朝の風景が忘れられない。 この時の朝の別風景なのだけれど、 少し角度を違えると、 突然、建物の窓に空の青さが映える。 反対を向けば色彩のある世界が広がる。 夜更けの雨が濡らし黒く輝く道、 遠く光る空は朝の空、 手前に薄く残るのは雨雲? 陽…

見事な庭風景でした!

先日、久しぶりに訪ねた【DOMA/yamanote】、 見事な庭の光景が印象的だった。 オーナーさんが当初から思い描かれていた風景、 竣工時とは違い、ようやく満たされた雰囲気。 アプローチは草がやや邪魔なのだけれど、 足元を確かめながら歩くのがとても楽しい…

冷える水、月の輪。

雨上がりの朝、潤いある大気はやや冷たく爽やか。 雨が地表を冷やしてしまう季節に移り変わるのか。 水分を多く含む空、月の光が反射して輪を作る。 昼間は暖かいのに、夜は水の冷たさを実感する。

秘密は本当に秘密・・・謎でしかない。

訪ねたのは随分昔の事なのだけれど印象的。 ノーベル賞の晩餐会が催される場所だったはずの、 ストックホルム市庁舎。本当に印象に強く残る。 設計はラグナール・エストベリ。 ガイドツアーでは変人扱いされ笑いを誘っていた。 学生時代、当時既に古いモダニ…