2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)の『さすらい(Kings of the Road)』を観る・・・と言うか流しながら仕事をしている。実に都合の良い映画で、どこから観始めても何事も起こらず、流していて気にならず、観ても何も起こらない。正確には様々が起こるの…

隙間

携わるある仕事がナカナカ終わらず、気忙しく、落ち着かず。 自分の仕事にも色々在りのだと、母校の学生達の初々しい取り組み、改めて設計とはと思い、 ・・・設計にも色々あるのだと改めて実感してしまう。 ふと、落ち込みつつの夜更けに・・・見つけたよ、オー…

敷地模型を作る。

どうにも微妙な見え方の在る敷地、 地図ばかり眺めて過ごすも悩んでばかり。 スケールを落として街並みの収まる 敷地模型を作ってみた。 役所と開発で手に入れた前面道路は、 交差部分で微妙に違い、航空写真とも違う。 近隣の建物を調査写真から模型にする…

広げる事。

随分以前に設計した公衆トイレ、もう20年になる。 橋の架け替え工事に伴い発生した三角形の土地、 ここにトイレをと言う橋改工事の一環であった。 ・・・おそらくノーマルなら計画から実施設計は 1、2ヶ月で終わる程度だったに違いない。 自分主体に取り組…

四半世紀前の力作を載せる。

設計に取り組む際はいつも、ちらりとでも、 この自分の原点に立ち返る。立ち返ると、 想像以上に大きな壁にもなるのだけれど、 ここまで「やろうと」と初心を思い出せる。 建築とは何か?どこからが建築!?と、 果敢に挑み悩み抜き、ぶつかった時の設計。 …

室蘭

学校の用事を終えた後、夜のイタンキ浜へ行く。 折角来たのだから、立ち寄らずにはいられない。 が、暗い。ファイダーからは闇しか見えない。 でもまぁ、写っていた。 ついでに崎守埠頭経由で帰る。 室蘭工業大学の建築系卒業生OB会に『創の会』がある。 毎…

課題

母校の室蘭工業大学、当時は建築工学科と呼ぶ。 名称は幾多に変遷しているらしいのだけれど、 建築系のOB会に『創の会』と言うものがある。 この会では学部3年目の学生の設計作品を評価し、 創の会賞を授与する慣わしが長らく続いている。 私も3年の時、頂…