ブログの引越

田名部伸紀建築設計事務所のブログ https://n-tanabe.hatenablog.com/ブログを引越ししなければならないらしい。 ので、このURLへと。 ただ、何の準備もしていなかったので、 どうしたものか。 もう少し整え居心地を良くしたい。 ここでの書き込みもこれが最…

田名部伸紀建築設計事務所 ブログの案内です。

【 MoAi in ny 】 2016年秋、帯広で27坪の二世帯住宅、竣工しました。 【 MoAi in ny 設計story】 計画から引渡しまで設計の仕事を紹介します。現在、書き出し中! 【 DOMA/NATORI 】 2015年夏竣工。仙台近郊での住宅設計です。実りある経験でした。 【 DO…

計画

敷地には高低差のある時がある。 整地され区画された場所ではなく、 地勢を残している証でもあり魅力的。 計画ではその高低差をコンタで拾い出す。 嘗ては先ず模型で敷地を作る事から 始めただろうか。非常に面倒な作業。 等高線があればまだ良いのだけれど…

計画

とある計画、まだ具体化できるかどうか不明。 今は計画に取り組んでいる。 計画には先ず敷地を実際に感じる必要がある。 合理的、経済的、効率的にというだけならば、 敷地図面があれば考えずに出来るとしても、 価値の創出を目論むなら、やはり感じる事は …

タタミの間の使い方

「あさが来た」の再放送に気付き楽しみにしている。 観たり観なかったり、録画を夜更けに観るだけですが。 ヒロインが嫁いだ江戸-明治の大阪の商屋が舞台。 2〜3の部屋が主たる舞台となるのだけれど、 嫁と旦那様、旦那両親、兄弟姉妹、琴を弾いたり、 仕…

新年早々の愚痴、1

これは或る地方の有志によるプロジェクト、 賛同し取り組んだ計画、制作したパース。 現地調査で写真した敷地写真に、制作した CGを合成している。 PC=パソコンを使い仕事をと考えたのは、 こういう具体的な提案をしたいためだった。 社会に出てからは…

2019 あけましておめでとうございます。

2015年に初めて現地を訪ね、 2017年に設計はスタートし、 2018年に着工したお寺の設計、 2019年春に竣工、落慶の予定。 今はこの仕事に全力です。 そのため、他は殆ど何も出来ず、 年賀状はやっと今出してきた・・・

タイルカーペット思案・・・割り付ける。

[:W650] 仕上工事も佳境、工事は終盤に差し掛かる。 様々な構造躯体、下地工事は終わりが見える。 床は、タイルカーペット仕上となっている。 タイルカーペットはこれまで何度も選んでいる。 そして何時も、選択は安価な製品だったなー でも、色や柄は様々な…

ヘッダー

ヘッダーと言い、これは設備、暖房配管の要のもの。 お寺の庫裡は2階建、1階、2階ともに床暖房を 計画している。非常に手狭に計画する事となり、 よって、閉じた○○LDKという具合ではプランが 出来ない規模である事から、オープンな空間を 家具で仕切る…

墨出し

建築はある規模の際に現場事務所が設けられる。 施工者が常駐するに十分な仕事量のある規模。 一般的な住宅の建築規模ではないだろうか。 現場事務所には現場所長若しくは現場代理人が 責任者として着任する。以前は現場監督と呼んだ だろうか。何時からか、…

新しいプロジェクトに参加かな?

これは助人登場にはなるのだけれど、 声を掛けてくれたのは、とある友人。 彼は設計事務所の所長で・・・実は、 飲んだ席でしか知らない。でももう、 そこそこ古い付き合いになる。 彼の事務所には同窓の後輩も居て、 飲めば酔う実に微笑ましい後輩。 選んで…

淹れてくれる人。

自分には通うカフェがある。そしてそれは、 お店ではなく、淹れてくれる人を選ぶ。 彼此7、8年になるのだろうか。 ずっと継続して好んだのはMaさんの珈琲。 私の好みの一つの基準になっている。 数年の間はMiさんの珈琲を頂いた。 Miさんの珈琲は心から素…

アプローチ

音更で取り組むお寺の建築はいよいよ終盤、 先日は外部足場が取り払われつつあった。 初めてその外観を街並みに見せた建築は、 まだ表情は硬く馴染んではいない様に見えた。 実際、仮囲いは在り地盤は作られていない。 それでも竣工後の姿を思わすには十分で…

ロン・カーター

水曜の音更での定例、帰宅はいつも夜が遅い。 いい加減、車では帰って来れる気がしないし、 泊れば2日を消費してしまう事もあり、今は JRの利便性に慣れてしまう。大変に楽です。 朝10時スタートの定例は分科会含め終えるのは 夜の7時前後、最終で帰ると…

山の様。

建具枠工事、ユニット(家具什器)工事施工図、 125枚となった。この他に建具工事図面がある。 ※建具とは、戸、障子や襖、収納扉等の事。 この数週間、ずっと私を捕らえて離さなかった。 施工図担当者は異例に事だけれど、定例に3度 付き合って下さった上に…

アイディア色々。

少し前の事、玄関先のデザインに悩んだ。 悩んだのインターホンのプレート。 インターホンは今時、とても便利だ。 たまに、近所に言った時に設計した住宅に ふらりと立ち寄り、インターホンを押す。 留守でも録画がされるので、後で連絡がある。 「映ってま…

全力。

「次はトマム」と電工表示されてからが長い。 いつまでもトマムには着かず山間を走る列車、 今日の車窓は終始、深くはないものの白色で、 その山間では降る雪は増し薄暗い。 繰り返えされる山と木の風景は同じに見え、 雪だけが流れていた。車内は暖かく眠い…

工事進む。

棚足場が組まれ室内の様子は伺う程度なのだけれど、 本堂含め、工事は進んでいる。本堂は内陣の天井面の 加工が進む。手間を要するデザインとした事もあり、 大工は棟梁が健闘して下さっている。 軽天といい軽量な鉄骨(LGS)を使う工事に比べ、 木造はやは…

内陣

お寺の本堂には『内陣』と『外陣』とが在る。 外陣は我々が在る場所、阿弥様は内陣に在る。 伝統的な本堂では、これは明瞭に仕切られる。 一般にその設えは高価で華麗、相応しく在る。 ローコストで考える時、再現は非常に難しい。 「仕切りには拘らず」とい…

板金。

現場代理人は本当に適切な方、板金の仕上げについて、 設計者が求む仕上がりを計りかね、解決のために、 板金職人を現場定例の時に呼んで下さった。 現れた職人は二人、職人らしく自信に満ちる方々。 ただ、設計者先生に呼ばれて、でもあったので、 ややぎこ…

餅まき !!

餅が宙を舞う・・・何て事だろう?楽しい。 余りにも楽しく嬉しく、笑いを堪えられず。 餅が空を!!良くも生み出されたと感嘆する。 老若男女が乱舞する!! 笑いが抑えられない。集う人皆が楽しそうで、 心から楽しんでいる風景に出会えるとは。 伸びる手、…

餅まき。

今取り組んでいる設計、いよいよ上棟を控え、 餅まきが行われる。これはとても楽しみです。 参加は自由とのこと、お時間あれば是非。

雨にも風にも負けず、揺れにも停電にも負けず、 現場は進捗し、次々と難題が迫り来る・・・ 少しの時間稼ぎをしてくれないとは! ローコスト、特別なものは何も使えない。 出来るだけ線を整理し無くし、気に障る事なく を求める。誰にも何も気に付かせずに、…

停電後3夜 その5

本当は何か、大作を書き出す勢いであれこれと 考えさせられる出来事で、自分自身の緊張は強く、 けれど少し書いて納得してしまった様でもあり、 書くのが止まってしまったのだけれども、 撮っていた写真は貼っておこうと思う。 電車通りの交差点が見える。そ…

停電後3夜 その1

ノンフィクションでなら現実味の無い話だろう、 北海道全域停電、震度7の地震から3夜を経た。 今の自分の環境は既に平常の如く。 けれど、地域によってはまだ電気や水道が 途絶えたまま、激震の地では救助活動の最中。 けれど、囚われ自分が動けなくなるの…

停電後3夜 その2

6日早朝、地震は激震で且つ長かった。 身の危険を感じる程に強かったものの、 一度浮いた腰を再び下げる判断は一瞬で、 揺れを知るべく神経を尖らせていた。 直下なのか横揺れなのか? 直下の激震なら覚悟が必要、横揺れなら 震源は遠く余裕がるだろうと直…

停電後3夜 その3

落ち着かない夜が始まり更ける。 窓の外を写すと、消防自動車が通り去り行く。 赤色灯は写真だとこ写るのか・・・ 街灯も信号も停電、遠くの車のライトで浮ぶ街並み 車のライトだけが眩しい、暗闇の街並み。 この写真を撮った後、闇の向こうから人が現れ、 …

停電後3夜 その4

私が地震だ、停電だ、ともたもたとしていた時、 何事もなかったかの様に日常ルーチンを消化し、 平然と新聞を配達下さる方、この期に及んで 写真を取り出す程にはパニックの私に、 新聞と共に強烈な日常を運んで下さる。 幌平橋地下鉄駅の始発の頃のは、何時…

監理。

雲の無い朝焼けの、光と闇までのグラーデションが 爽快で思わず撮ってみた朝なのであるが。 取り組むお寺の設計、監理に入り既に2ヶ月だろうか。 プレカットのチェックは半ばを過ぎ、 サッシ(外部建具)の確認に入るも、かなり大変だ。 構造設計の入る設計…

変わる季節・・・

7月後半辺りからだろうか、暑かった。 季節が変わっただろう体感を味わい、 風邪を引いてしまった・・・ と、思ったらお盆の長雨の後、寒いよー ある朝の、トンボ。 まだ体が温まらず動けないトンボは、 どれだけ粘っても宜しく、良い被写体。 思いの外、綺…