2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

創成川を散歩する。

もう随分、暖かくなった! 大理石の彫刻も冬場の養生シートが剥がされ、 白い肌を露出している。 創成川にある安田侃さんの彫刻。 通りの真中にどうどうと在る。 子供ならこの門の小さい穴を目指すだろう。 自分は、少し我慢して大きな穴をいつも潜る。

スケッチ

しばしばカフェに逃げ込み、篭り、 時間の経過を忘れ、 淹れて頂いた珈琲をわすれ、 どう言う訳か公衆の面前で、 いつしか没頭するようにペンが進み、 と、いう事を経験する。 思い出したようにススる冷えた珈琲も旨い。 描いたスケッチが生きるのか? これ…

塗る。

塗る。壁を。【bookshelf】の。 6年目を過ごしている【bookshelf】、 そろそろだと、昨年からお話していた。 オーナーより、連絡が入る。・・・? 手伝う宣言をしていたんだな、自分。 行く末が気になる上に、楽しみでもあるので、 GWは4/30に塗りに行く。…

デザイン

こんなのもデザインした。まだ外観は悩み足りないが。 ホールの印象は上手くまとまりそうだ。 既に着工、竣工は来春。減額調整の最中ではある。 素材と用いる部位、その形状、照明の具合、 大きさ、高さ、低さ、人の流れ、見え、隠れ。 ここに辿り着くまでは…

デザイン

藻岩山の麓、電車の通る街並みに建つマンションをデザインする。 電車の緩やかな動き、人の歩くスピード、藻岩山の背景、 街並みに参加し、人が歩みに応じ、相応しい街並みを考える。 敷地に立ち、手掛かり、発見、印象を得てデザインに取組む。 人の歩く速…

森の中は、こんな風景がどこにでも溢れている。 落書きのように有象無象の線が交差する世界。 草木の茂る夏よりも、春や秋、雪で覆われる冬は 特に線が少なくなり、観察すれば意図ある絵すら 容易に見つけられそうだ。 山陰に入る夕暮れ、雪融け水が混じり濁…

春眠

気持ち良さそうにゴロリとなるなー、おまえさん。 オーナーさんの書かれている「ジロ日記」、 忘れられないような写真があったりするのだけれど、 更新が早すぎてどこに行ったかわからなくなります。

ジロ

ジロ、佇む。 シッポが何をか、語るね。

今日は暖かかった。

暖かい!思わず自転車を走らせる。水源池まで。 夕陽の影は長い。 橋の上は別として、森は線を引いたように雪が残る。 軽装で来てしまった。これより先には立ち入れず。 池の周りを眺めたけれど、水場は良い景色。 淀む春の水と残る氷、立ち尽す草。 多くが…

鉄道 〔追記〕

男の子なら、やはり走らせたい。 レールをどこまでも接続し、どこまでも。 トーマス、人気だな。 許されるなら自分も ・ ・ ・時々ハマる。 【DOMA/hachiken】のオーナー、最初はソファーをと、 家具も見に行ったし、あれこれ思うところはありそうだけれど、…

室内サーキット

男の子は走らなければならないのだ。 タイヤはゴム付きではなくプラスチック製に限る。 どんな狭いところでも入り込み、バックはしない。 キッチンの狭い場所でもドリフトで駆け抜ける。 (キッチン!?お母さんが許してくれればですが。) 当初、ソファーを…

仙台

仙台に向かう飛行機は揺れに揺れ、思わず見つめた自分の掌は 輝く程に汗を滲ませていた。隣の方と笑いあえるくらいに。 (その方とは帰りの便も一緒であった。) 一年前に旧友が仙台に赴任していた。 彼は一年前、仙台空港で被災し、数日を過ごしている。 一…

ドマ

滞在した朝、一時、陽射しが差し込む。光るのはドマの床。 モルタルを金ゴテで仕上げた質素な仕上げ。 元々はタイルを考えていて、散々サンプルを集め検討をする。 けれどどれもピンと来ることはなく悩んだ末に、 オーナーさんと相談の上、施工担当のI氏とも…

ストーブ

朝、火が入る。慣れた手つきで燃す【bookshelf】オーナー。 直ぐに火炎が回り、熱を感じ始める。つい、見とれてしまう。 火は眺め飽きない。時間の経つの忘れさせるに十分。 ピザ、一枚目はカリッと良く焼けるらしい。 ただ、3枚目は種火も弱く、シナッとな…

18mのドマ

【bookshelf】には南に面する吹抜の長いドマがある。 その距離18m。向こうに人が居ても気付かないほど遠い。 建物の端から端までを見通せる視点は広がりを感じさせ、 開放的な室内は実際の距離が各々のプライバシーを守り、 大きな気積がクッションとなって…

ルイスポールセン

【bookshelf】のダイニングテーブルは、キッチンと一体となった家具として デザインしている。そのテーブル、7〜8人が集えるとても大きなものだ。 肝心なことに、ここは天井の高さを2.1mとかなり低く設えている。 この低さが良い。空間を逃がさず閉じ込め…

1500枚の写真 ・ ・ ・ 【bookshelf】

「写真が1500枚あります。見にこられませんか?」 という案内が【bookshelf】のオーナーから届く。 家族でアラスカに行きオーロラを見て来たという。 ガイドは昨年末に【bookshelf】でも講演された、 鶴居村のネイチャーガイド・安藤氏。彼はアラスカの 自然…