2013-01-01から1年間の記事一覧

雪を追う !?

メールが届いた。降る雪を追うジロだ! まだまだ子供だなー、元気かなー 【DOMA/yamanote】のオーナー様より。年が明けたらお誘いしてくれるって、 嬉しいお誘いメールです。 【DOMA/yamanote】は自分の原点の、大きな一つ。 本当にシンプルに、明快に要望を…

描いてます。

設計に夢中になれる時は、スケッチブックの消費が早い。 PCに向かうばかりでなく、手を動かすことが多くなる。 手が慣れてくると、こんなスケッチがちゃっちゃと描ける。 何だろう?という要望は、悩みだすと手が止まってしまう。 絵に出来れば、議論を交…

スケッチ 【編集中】

今、マンションのデザインを2棟手掛けている。 既に着工している一棟は、減額調整やデザインの 更新を経て、この週末にようやく図面を整理できた。 広告用のパースも完成が近づいている。 もう一棟は計画中。デザインの方針は見えたものの、 エントランスの…

ご案内です。

AKIKO TANABE TEXTILE WORKS 2013年12月6日(金)〜12月15日(日) 12:00〜18:00(最終日17:00まで) ※9日(月)10日(火)はお休みになりますSPACE 1-15-307 札幌市中央区南1条西15丁目1-319 シャトールレェーヴ 307 田名部…

見上げる。

空間は出せた実感を得る。 設計監理、最初の難関。 多層床レベルを透かし見上げる。

軸組、組み上がる。

函館の住宅の現場、軸組が組み上がる。 生憎の空模様であったのだけれど、 屋根を張る前をみることが出来て嬉しい。 がしかし、早く屋根を掛けてくれ! 斜めに切り落とした建物形状はプレカットでは 加工できず、手作業となる。手間は掛かる。 大工さんは【D…

サンプル届く。 【編集中】

進行中のマンションのデザイン、 エントランスの外装に石を使う。 石? 重厚さ、高貴さ、表情・・・ 様々な可能性と期待を寄せる素材。 素朴で変哲無く積み上げたものの方が、 その重みを良く表現できると考えた。 大切なのは表情、陽を得て深くなるよう、 …

設計はじめ。 【編集中】

敷地を初めて訪ねたのは約一ヶ月ほど前のこと。 その後に依頼者宅を訪ね、様々を見せて頂いた。 敷地は、大きな土地を二分した一方を使う。 その分割は一定の条件を満たせば自由である。 という、ユニークなものであった。 分割は実際に訪ねて得た情報より考…

秋の日の出頃。

太陽が随分南から昇るようになった。 朝の空は落ち着き無くめまぐるしい。

アクセント NAGAYAMA その9

写真は外観、見上げです。柱とバルコニーの隙間に 色を入れました。好きな『瑠璃色』をイメージして。 北海道の自然の中でも、しばしば出会う色。 植物や、昆虫、鳥にも使われている色。 青なのか緑なのか、彩度は高いのに調和的で、 淡いわけではないけれど…

EVホールから。 NAGAYAMA その8

以前に載せた写真もありますが、出掛ける時のシーンを。 EVホールからエントランスへ向かいます。 先に下りた家族がソファーで待っていてくれたりしたら、嬉しい。

スケッチ NAGAYAMA その7

想起した時からデザインの意図は変わらない。 その意図を明らかにすべく、取り組む。 方針を固めた後も特にホール正面は思案したかな。そんな内観のスケッチ。 これで決まりだ!と思ったのだけれど、 後に施工にはお金がかかり過ぎると判明。 これが最終案。…

パース NAGAYAMA その6

提案、検討の際にはたくさんのパースを製作しました。 その中から、出来のよいものを・・・ 最終案ではないものの、これは特に作り込んだ一枚。 パースや模型は検討する上では欠かせない。 意図の再現ができないものが現実になることはない。 この絵は、絵は…

展開。 NAGAYAMA その5

左手から風除室→エントランス・ホールへと続く。 床はボーダータイルをランダムに織り交ぜ、 壁はタイル、石、塗壁、木パネルを、 天井は短冊状に高低や色分けを施しつつ、 設けた天井スリットにダウンライトを組込み、 要所に間接照明を用いて明るさを作る…

エントランス・ホール NAGAYAMA その4

エントランス・ホールはこのような具合。 門型フレームを潜り風除室を抜けると出会う。 正面は背の低い履き出し窓。庭が見える。 ただ、真っ直ぐ進むだけの通路ではあるのだけれど、 歩いてくるだけで刻々と変わる仕組みを考えた。 このような具合です。ロー…

照明。 NAGAYAMA その3

通りに面する門型フレーム、どのような照明とするのか、 随分悩むこととなった。可能な照明器具を探すべく、 連絡出来るメーカーには全てに相談したと思う。 門は、幅は約5m高さ3m。器具は両端壁際に設置する。 光源はLEDとし、この2灯で門を隈なく…

スケールを。 NAGAYAMA その2

ふと、竣工写真を見返す。まだ雪の残る寒い季節、 夕方から夜にかけて撮影した写真。 敷地は札幌駅が徒歩圏内の、人歩く風景の似合う地域。 こじんまりした店舗等の並ぶ街並み、歩くのが楽しい。 歩く速度に応じて小気味良く移り変わる街並みと 呼応する様な…

声を聞く。  NAGAYAMA その1

春に竣工したマンション、とても労の多い仕事だった。 終えた後は、充実感を感じていたかな。 今日、些細な要件でお世話になった現場所長と話す。 久しぶりの声なのだけれど、監理時のある時期は、 毎日のように相互に頻繁な電話、慣れた声が耳に残る。 現場…

北海道開拓記念館 その1

開拓記念館が生まれ変わるらしい。 11/3を最後に1年半程の間、閉館となる。 今自分の住んでいる所には何があったのか? 感じた疑問から縄文なんかに興味を抱き、 結構、あちこちと道内を巡ってきた。 開拓記念館が最も指標となる博物施設、 ずいぶん、お世…

北海道開拓記念館 その2

スケッチは随分描かせてもらった開拓記念館。 適当なものを選んで貼ってみる。 私は石器という道具に強く心を惹かれています。 これは旧石器時代の石器、道内各地のものが 集められている。この博物館のコレクションは案外少なく、 複製が多いのだけれど。 北海道…

北海道開拓記念館 その3

ついでなので、その3。これは「灌漑用水木管」だそうだ。 1921年から1948年まで、比較的最近まで 使われていたらしいものらしい。 なるほど、よく出来た仕組みに驚く。 木は水を含むと膨れる。膨れて隙間を埋めるのだろう。 あとは、どう拘束するのか?これ…

エレガント

先日見てきた敷地の一つはマンションのデザイン。 思案している最中。さて、どうしようか。 モダンな佇まいはどうも、売り文句に欠けるらしく、 「重厚で落ち着きがある」という方が容易らしい。 外装タイルの色をそれらしくという方法はあるけれど、 やはり…

洞窟探検隊! その1

目指した洞窟とは、豊浦は長万部の際にある、 『小幌洞窟遺跡』。友人から聞いたこの遺跡、 噴火湾にあって知らない名に興味を覚えた。 (地図では左端に洞窟遺跡が載っています。) 秘境駅とされる小幌駅から徒歩で向かうのが、 一般的なルートとなる。しか…

洞窟探検隊! その2

入江の右手の巨大な岩山の片隅、隈が奥深い。 人骨も発見されたという洞窟遺跡に違いない。 かつて円空和尚がここで木仏を彫ったとも言う。 構えた小さな鳥居が今回の探検の目的地だ。 洞窟内には祠があり、迎えるように卓が二つ並ぶ。 そこに6体の木仏が存…

洞窟探検隊! その3

入江の左手には、岩に囲まれた磯が広がる。 探検隊員達が夢中に覗き込む先には・・・ その前に、この磯で目の当たりにした不思議な光景。 大量の打ち上げられた小魚達。どうしてこうなった? スーパーで見かけるシシャモほどの大きさの小魚。 青く輝く、実に…

洞窟探検隊! その4

出会った木仏が円空仏とは違うらしいと知り、 しかし、磯で出会った巨大魚に興奮し、 その旺盛な食欲を目の当たりして感じた生命力、 事の外、得られた充実をもって入江を過ごす。 違う谷筋にあるらしい小幌の秘境駅を求め、 着た沢を少し戻り、新たな道に分…

洞窟探検隊! その5

先日の連休に探検隊を編成した。 とても有意義で貴重な探検だったので記す。 夜更けに思い切って勢いで書いたものの、 勢いなので誤字脱字、意味不明は多々ある。 おいおい、修正を試みたい。 洞窟探検隊! その1 洞窟探検隊! その2 洞窟探検隊! その3 …

敷地

もう一つ、マンションの大きな敷地を見てくる。 住宅の敷地なら、小さな様々なものが気になる。 場所に住まう意識はよりダイレクトになるので、 神経を研ぎ澄ませてつぶさに観察を試みる。 建築は規模が大きくなると周囲を変える力を 備える。小さな建築でも…

設計。

お手伝いさせて頂いていたサ高住が竣工した。 サ高住・・・サービス付き高齢者向け住宅。 『事業』となる建築の経験はあまりない。 その意味では大変に勉強させて頂いた。 『住宅』も個人の事業に違いないのだけれど、 営利を目的とした事業の一部となる建築…

気が付く。

ふと眺めた木漏れ日、昨年に見た光景とは違う。 太陽とは、円いのだな。