2018-01-01から1年間の記事一覧

タイルカーペット思案・・・割り付ける。

[:W650] 仕上工事も佳境、工事は終盤に差し掛かる。 様々な構造躯体、下地工事は終わりが見える。 床は、タイルカーペット仕上となっている。 タイルカーペットはこれまで何度も選んでいる。 そして何時も、選択は安価な製品だったなー でも、色や柄は様々な…

ヘッダー

ヘッダーと言い、これは設備、暖房配管の要のもの。 お寺の庫裡は2階建、1階、2階ともに床暖房を 計画している。非常に手狭に計画する事となり、 よって、閉じた○○LDKという具合ではプランが 出来ない規模である事から、オープンな空間を 家具で仕切る…

墨出し

建築はある規模の際に現場事務所が設けられる。 施工者が常駐するに十分な仕事量のある規模。 一般的な住宅の建築規模ではないだろうか。 現場事務所には現場所長若しくは現場代理人が 責任者として着任する。以前は現場監督と呼んだ だろうか。何時からか、…

新しいプロジェクトに参加かな?

これは助人登場にはなるのだけれど、 声を掛けてくれたのは、とある友人。 彼は設計事務所の所長で・・・実は、 飲んだ席でしか知らない。でももう、 そこそこ古い付き合いになる。 彼の事務所には同窓の後輩も居て、 飲めば酔う実に微笑ましい後輩。 選んで…

淹れてくれる人。

自分には通うカフェがある。そしてそれは、 お店ではなく、淹れてくれる人を選ぶ。 彼此7、8年になるのだろうか。 ずっと継続して好んだのはMaさんの珈琲。 私の好みの一つの基準になっている。 数年の間はMiさんの珈琲を頂いた。 Miさんの珈琲は心から素…

アプローチ

音更で取り組むお寺の建築はいよいよ終盤、 先日は外部足場が取り払われつつあった。 初めてその外観を街並みに見せた建築は、 まだ表情は硬く馴染んではいない様に見えた。 実際、仮囲いは在り地盤は作られていない。 それでも竣工後の姿を思わすには十分で…

ロン・カーター

水曜の音更での定例、帰宅はいつも夜が遅い。 いい加減、車では帰って来れる気がしないし、 泊れば2日を消費してしまう事もあり、今は JRの利便性に慣れてしまう。大変に楽です。 朝10時スタートの定例は分科会含め終えるのは 夜の7時前後、最終で帰ると…

山の様。

建具枠工事、ユニット(家具什器)工事施工図、 125枚となった。この他に建具工事図面がある。 ※建具とは、戸、障子や襖、収納扉等の事。 この数週間、ずっと私を捕らえて離さなかった。 施工図担当者は異例に事だけれど、定例に3度 付き合って下さった上に…

アイディア色々。

少し前の事、玄関先のデザインに悩んだ。 悩んだのインターホンのプレート。 インターホンは今時、とても便利だ。 たまに、近所に言った時に設計した住宅に ふらりと立ち寄り、インターホンを押す。 留守でも録画がされるので、後で連絡がある。 「映ってま…

全力。

「次はトマム」と電工表示されてからが長い。 いつまでもトマムには着かず山間を走る列車、 今日の車窓は終始、深くはないものの白色で、 その山間では降る雪は増し薄暗い。 繰り返えされる山と木の風景は同じに見え、 雪だけが流れていた。車内は暖かく眠い…

工事進む。

棚足場が組まれ室内の様子は伺う程度なのだけれど、 本堂含め、工事は進んでいる。本堂は内陣の天井面の 加工が進む。手間を要するデザインとした事もあり、 大工は棟梁が健闘して下さっている。 軽天といい軽量な鉄骨(LGS)を使う工事に比べ、 木造はやは…

内陣

お寺の本堂には『内陣』と『外陣』とが在る。 外陣は我々が在る場所、阿弥様は内陣に在る。 伝統的な本堂では、これは明瞭に仕切られる。 一般にその設えは高価で華麗、相応しく在る。 ローコストで考える時、再現は非常に難しい。 「仕切りには拘らず」とい…

板金。

現場代理人は本当に適切な方、板金の仕上げについて、 設計者が求む仕上がりを計りかね、解決のために、 板金職人を現場定例の時に呼んで下さった。 現れた職人は二人、職人らしく自信に満ちる方々。 ただ、設計者先生に呼ばれて、でもあったので、 ややぎこ…

餅まき !!

餅が宙を舞う・・・何て事だろう?楽しい。 余りにも楽しく嬉しく、笑いを堪えられず。 餅が空を!!良くも生み出されたと感嘆する。 老若男女が乱舞する!! 笑いが抑えられない。集う人皆が楽しそうで、 心から楽しんでいる風景に出会えるとは。 伸びる手、…

餅まき。

今取り組んでいる設計、いよいよ上棟を控え、 餅まきが行われる。これはとても楽しみです。 参加は自由とのこと、お時間あれば是非。

雨にも風にも負けず、揺れにも停電にも負けず、 現場は進捗し、次々と難題が迫り来る・・・ 少しの時間稼ぎをしてくれないとは! ローコスト、特別なものは何も使えない。 出来るだけ線を整理し無くし、気に障る事なく を求める。誰にも何も気に付かせずに、…

停電後3夜 その5

本当は何か、大作を書き出す勢いであれこれと 考えさせられる出来事で、自分自身の緊張は強く、 けれど少し書いて納得してしまった様でもあり、 書くのが止まってしまったのだけれども、 撮っていた写真は貼っておこうと思う。 電車通りの交差点が見える。そ…

停電後3夜 その1

ノンフィクションでなら現実味の無い話だろう、 北海道全域停電、震度7の地震から3夜を経た。 今の自分の環境は既に平常の如く。 けれど、地域によってはまだ電気や水道が 途絶えたまま、激震の地では救助活動の最中。 けれど、囚われ自分が動けなくなるの…

停電後3夜 その2

6日早朝、地震は激震で且つ長かった。 身の危険を感じる程に強かったものの、 一度浮いた腰を再び下げる判断は一瞬で、 揺れを知るべく神経を尖らせていた。 直下なのか横揺れなのか? 直下の激震なら覚悟が必要、横揺れなら 震源は遠く余裕がるだろうと直…

停電後3夜 その3

落ち着かない夜が始まり更ける。 窓の外を写すと、消防自動車が通り去り行く。 赤色灯は写真だとこ写るのか・・・ 街灯も信号も停電、遠くの車のライトで浮ぶ街並み 車のライトだけが眩しい、暗闇の街並み。 この写真を撮った後、闇の向こうから人が現れ、 …

停電後3夜 その4

私が地震だ、停電だ、ともたもたとしていた時、 何事もなかったかの様に日常ルーチンを消化し、 平然と新聞を配達下さる方、この期に及んで 写真を取り出す程にはパニックの私に、 新聞と共に強烈な日常を運んで下さる。 幌平橋地下鉄駅の始発の頃のは、何時…

監理。

雲の無い朝焼けの、光と闇までのグラーデションが 爽快で思わず撮ってみた朝なのであるが。 取り組むお寺の設計、監理に入り既に2ヶ月だろうか。 プレカットのチェックは半ばを過ぎ、 サッシ(外部建具)の確認に入るも、かなり大変だ。 構造設計の入る設計…

変わる季節・・・

7月後半辺りからだろうか、暑かった。 季節が変わっただろう体感を味わい、 風邪を引いてしまった・・・ と、思ったらお盆の長雨の後、寒いよー ある朝の、トンボ。 まだ体が温まらず動けないトンボは、 どれだけ粘っても宜しく、良い被写体。 思いの外、綺…

仕組

夏は様々が茂り絡まり、どれが何かの判別は 難しいけれど、近くに豆の房があったので、 これはきっと、その豆のツルの先端だろう。 ただ伸びるツルに、葉が均等に取り付く。 その先端はまるで、引っ掛け針の様相。 ・・・それにしても変な葉。 これをどこか…

質疑、確認事項。

設計は通じて様々な質疑や確認事項が生じる。 『実施設計』では、今取り組む設計のように、 構造設計、電気設備設計、機械設備設計の協力を 要する場合、進捗に応じて様々が発生する。 少し前に記した『確認申請』においても同様。 着工し、工事が始まると施…

【 田名部建築設計より 18.08.02 】構造質疑

E構造研究室 T様 ブログにて質疑を記します。 ①梁断面について。構造図016 本堂1階小屋・2階小屋伏図の赤四角内。 X16通の小屋梁、G14(E105-F300:120×390)について。 この梁、プレカット軸組図はこの通りです。 この梁は廊下部分まで梁背が390となり、 …

vienna?

学会でウィーンに行くと昨年お聞きしていた。 ”vienna”から帰りました。と、帰国メールは とあるオーナー様から。 発音は難しい。自分を日本人だと紹介するのに、 ジャパニーズでは通じず、ヤーバンと発した事もある。 ウィーンは”Wien”と書いてヴィーンだろ…

集める。

池の周囲には散策路があり街灯がある。 背の高い木が一本、街灯よりも池側にあり、 対面から眺めると、光を背にして神々しい。 風の無い夜、水盤が鏡面となる時に撮って みたいと思いつつ、散歩の時は眺めていた。 花火は毎年の事、どこで打ち上げるかは 把…

観察記

虫なので、嫌いな人もあるかもしれず、 出来るだけ小さく写真は載せてみる。 連れ帰ったセミ、どこで羽化させようか悩む。 足掛かりになる壁面・・・カーテンにした。 最初、気に入らない様子で降りたがっていた。 布をあれこれ動かし、何とか登らせる事に成…

羽化に立ち会う。

風の冷たさが秋を予感させる夜更け、 ふらりと中島公園を散歩した。 公園の薄暗い道、うごめく虫が一匹、 街中でクワガタ発見か!? 寄ってみると馴染みのない虫だった。 でも、直ぐに分かる。セミの幼虫だ。 道端をヨチヨチとそれはもう遅々と進む。 ふと手…