夏の喧騒がすっかり地べたに落ちて既に土色。
遮るものなく風、音が通り、視野の広がる森。
暖かな晴れの休日、夕暮前に水源地を訪ねる。



グレーに染まる森、水盤の艶かしさ、風のせい?



雨が多いからだろうか、水量はたっぷりとある。



水の他、少しの青空と夕暮色が特別に思える。



知らない草葉の一種が綿毛をまとっていた。
タンポポと同じ仕組みのように見えるけれど、
飛び立つのは白に染まる前、グレーが濃くなる
もっと深い秋の頃なのだろうか?