早、春。

東北で既に散り行く桜を眺めている。
桜咲き出す札幌市内も高地ではまだ蕾。
毎年、春の訪れは様々なように思う。


週末、ぐっと森に探索に出かける。
篭る事が多く、けれど久しぶりに。
見つけた変り目の、発見した季節を。


清流の使者、健全性のバロメーターだろう彼。
ザリガニは子供の頃から特別に好きです!


子供の頃、近所の用水路の底石に群がる彼らの
挙動が殊更印象的であった、ヤツメウナギ


雪融けの流水は速く、写真は撮り難し。川底に、
見え難いけれども小魚と好きな川エビ!


そんな小川の底には這い回った一筋の痕跡が多数。
その筋の先には決まって巻貝が居る。タニシ?


春早くの植物は水分を得て肥大化した気色が多い。
この位のサイズなら可愛らしいと思える水芭蕉


周囲に気配はない。親はどこへと去ったのだろう?
既にカエルの卵は水溜りに浸っていた。


そんな水辺の湿地に残る足跡。二つの大きな蹄、
近所では出会ったことはないのだろうけれど、鹿?


親指が前向きなのでそう思えるのか、起用そうに
見えるこの小さな足跡は、タヌキ?アライグマ?


小さいと体力不要、春早々から活動ができるのか?
真新しいクモの巣は強い春風に揺れて写せない!




とある所で見つけたフキノトウは天ぷらとなり、
思いがけぬ春の味、つかの間を楽しむ。