徒然に書く。


もしも水芭蕉が夏や秋に咲けば、場違いだろう。
灰色の春には水々しく膨らむ緑が良く似合う。
この勢いは何だろう?
想が膨らむのに似る勢いは嫌いになれない。


秋の緑、そこから変化する色々には洗練を、
又は摂理や道理だろうか?を感じる。
勢いは収束か保持継続、少なさへと向かう。


掲載写真は昨年のもの。
今年はこの稀有な時間を見逃してしまった。


雪のある頃は融けた綺麗な水、けれど直ぐに泥水になる。
勢いある流れは直ぐに淀みとなって清浄を失い、濁る。
それもで春の水は清らか。そこかしこに空の青を映える。




・・・と言う詩的でロマンチックな独り言を書く時は、
決まって酔っているか、追い込まれている時だ。
日常から逃避しているのだろうか?
いや、真にそのような想像力溢れる自分を信じよう。