DOMA/道南の家 設計 vol12 「実施図面」その2

自分は照明が大好き。器具選定からスイッチやコンセントまで計画します。
実施図面ではそのように表現されているのか?を少し案内致します。
   

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照明器具は中でも特に好きだ。その計画は人には任せられない。照明コンセント類
を示したのがこの図面。器具の選定からスイッチ、コンセント類を描き示している。


小さな光源をたくさん配置する方が綺麗な光の空間をつくることが出来る。光源が
目に刺さるものは避け、壁や天井を明るく保ち、清潔感を作ることも大切だ。


多灯する短所は照明器具の数が多くなること=コスト増。これにはいつも悩まされる。
そのため、見せる器具と見せぬ器具の選別は重要だ。ベースはダウンライトを用い、
壁面を照らすブラケットや絵画用のスポット、梁上の小径器具、間接照明のための
線光源・・・Panasonic、DAIKO、maxray、Yamagiwaと複数のメーカーから適材適所
に器具を選定している。


見せる器具はダイニングキッチンのペンダント照明。早い時期から相談していたもの。
奥様の第一印象がそのまま使われることとなった。ドイツのリンブルグ社製のガラスの
筒状の器具。高価な器具を3灯並べる!!これはとても楽しみにしていた。





※設計事例として”DOMA”(写真集に掲載)、その過程を紹介しております。