白い雪夜


DOMA/yamanote】で電気を消して雪を楽しんだ夜、
外は明るい冬の夜空だった。こういう空は好きだ。
北海道の冬らしい夜の一つなのかもしれない。




DOMA/道南の家】の引渡しの夜もこの空だった。


見上げる白い夜空の明かり、綺麗というよりも不思議だ。
身構えてしまうような雪夜、白い大地との対比が素敵だ。
道南も今年は雪が多いらしい。どう過ごされているだろう。




昔から好きな夜で、カメラも持って走り回ったこともある。
自分の携わった建築、是非出会いたいと思うシーンだ。
容易に出会えそうでいて、そのタイミングはなかなか難しい。


それだけに設計の際にも必ず想像するシーンなのだけれど、
こういう情景は空想では思いも寄らず、現実こそが素晴らしい。
パース作製時に再現しても、美化したに過ぎない絵になってしまう。


どう佇むと映えるだろうか?設計の際はいつも意識している。






直にこういう光景は去り、春になるのだろ。