ギャッベ


札幌でのASJイベント、たくさんの来場者がありました。
幾人か、お話をさせて頂きました。ありがとうございます。
興味を感じて頂けたなら、お気軽に相談下さい。






この会場、今回はペルシャ絨毯を扱うトニーさんが参加されていた。
歴史は古く、これ以上の製品はないとされるペルシャの絨毯、
生産される地がどの絨毯にも記載されている。


中でも自分が興味を感じたのは”ギャッベ”であった。
ギャッベ・アート』解説:堀田隆子 写真:大江弘之
この本は特に興味深く丁寧に”ギャッベ”を紹介している。


空、草原、砂漠・・・抽象のような世界に生きるイランの
遊牧民族が染め、織り上げる絨毯はその世界を表現している。
出合ったそれらは、正にクレーの世界、そのもの。
おそらくはクレーも、この”ギャッベ”に出会っていたに違いない。


絨毯の両端にある色とりどりの□は自分達、若しくは家を、
黒い点は狼なのだそうだ。中央付近にあった染み?は、
家畜の足跡とも聞いた。本当?と思いつつ信じてしまう。


高価であること違いはないのだけれど、化繊のものとは違い、
末代々まで使える品、なるほどと思える。
しかもこの”ギャッベ”は素敵過ぎる。





今回のASJイベントに際し、オーナーのご好意もあり、
10/28に【DOMA/yamanote】の見学会があります。
諸条件はありますが、建築を考えていて興味のある方、
連絡頂ければ相談に応じます。ご検討下さい。