おかしな時間に目覚めて過ごす朝。
焼いた黄身のような昇ったばかりの陽、
信号ほどの高さの空に置いてあった。
十分に大気を通過して弱まった光、
ぼんやりと影を帯びて結びだす様々な像、
いつもの珈琲すら気が利いて見える。
・・・気のせいかもしれませんが。