描いてます。

設計に夢中になれる時は、スケッチブックの消費が早い。
PCに向かうばかりでなく、手を動かすことが多くなる。
手が慣れてくると、こんなスケッチがちゃっちゃと描ける。
何だろう?という要望は、悩みだすと手が止まってしまう。
絵に出来れば、議論を交わして前へ進むことが出来る。



今、夢中になっている住宅の計画。
変わったものであるよりも普通のものを。


目先のインテリアにとらわれる事なく素材を選び、
見知らぬものから必要とするものを見極める興味、
自身の要望を具現とするための理解の深さ、
なにより、純粋な『楽しさ』を求められる様に、
携わる自分が学ばせて頂くような貴重さを覚える。


思えば設計に携わる際は常に『楽しさ』を求めてきた。
答えは、安易に求めては退屈、焦っても出てはこない。
住まい考える際は偽りのない『楽しさ』を追求したい。
私の出来るのは、手を動かすこと。
手は、素直な時にしか動かない誠実な道具です。


スケッチは、階段以外にもう一つ縦動線が出来ないか?
思案しているところ。・・・床に穴を空けたい。
2つの上下動線が確保できると動線がループ可能となる。
・・・つまり、家のなかで鬼ごっこができる。