いい風景だった。

先週のイベント、私のブース風景です。いつもですが、
自分で撮った、好きな写真を並べ案内しております。



今回は・・・起こり得るあらゆる事を体験しました。
前夜に千歳⇒中標津の飛行機の欠航の知らせに始まり、
イベント二日目のお昼には写真の有様、中標津から
脱出するルートの全てが閉ざされました。


それでも、帰宅が予定より一日遅れで済んだのは、
多くの方の努力のおかげ、幸運だったのだと実感する。
一人なら、どれほど苦労したのか?想像も出来ない。




国道272の一箇所が復旧せず、別海へ抜け、273を使う
迂回ルートで釧路を目指した翌日月曜日の、車窓風景。


道東でも、ここは海の近い平らな場所。空と雪原の風景。
海上の動きの速い空が、雪原の奥に華やかな空模様を見せ、
その境目は裸の樹が雪に隠された大地のうねりを表出する。


国道ですら閉ざされる冬の出来事、自然の豊かさの象徴?
だろうか。この厳しさの中でも人は生きている。
・・・かくいうイベント班は、予定外の一日を加えた
二泊三日、飲まずには居られずに過ごす。特別ではない
一時を特別に感じてはしまったけれど、楽しくもあった。


こんな風景の中に、楽しい住まいを佇ませてみたい。
家のような箱があれば住まい、なのではなく、こんな光景を
肯定的に楽しく佇む住まいある風景を、創造出来たなら嬉しい。