トラック


先日の、運送会社の建築竣工に際し、玄関マットも考えている。
デザインが出来るとのことで突貫!で取り組んだ時の一枚です。
こういう、機能や性能を問わぬ自由な時は、勢いも欠かせない。


知りえた拠点長様々、元々はトラック乗りだったと聞いていた。
トラックに乗りたかったのだとか。
トラック乗り、子供の頃に一度は思い描く夢だろうか。


所謂スポーツカーが陸上のランナー的なスポーツだとすれば、
トラックや重機は力を問う方のスポーツカーに違いない。
流行はあるようだけれど、機能に特化した洗練さがある。


見知らぬ世界、手を出す億劫、出来るかどうかも判別できず。
重い腰を上げて・・・ネットでトラックを検索してみた。


精密さは問わないけれど、ディテールは問われるだろうなと。
幾つか眺めたサイトで図面のある所がみつかり、画像を拾い、
CADに落としてトレースをする。結構、カッコいい。


玄関マットに織り込めるデザインにするには、相当な簡素化、
デフォルメも必要。幾つもプリントしては実寸を確かめつつ、
タイヤを大きくしたり、線を少なくしたり。キャラクターを
作りたいわけではなく『トラック』をシンプルに求めてみた。


試しに手を動かし、スケッチすると手応えを感じる事が出来、
『出来る』と踏んでのめりこむ・・・面白い。


出来上がったトラックに、ついでにフォークリトを加えて
幾つかのデザインを製作、オーナーに問うと良い感触あり。
未だまとまってはいないものの、製作に入れそう。


マット実寸大で検討もしたし・・・一枚、自家用に欲しい。