【DOMA NATORI】竣工 その3

31坪ほどの小さな住宅、夜の内観全景。


大きなスペース、小さなスペース、
天井の高いスペース、低いスペース、
これらを立体的に組み上げている室内。


夕暮れ時なので自然光は写っていない
けれど、開口部は空間が広がるように
また、採光が出来るように設けている。


ここに立てば各スペースが透けて見え、
室内の広がりが感じられる。実際の
距離感を十分に保つことが出来ていて、
小さい、狭いという感覚はない。


同じスペースでも天井の高低があり、
隣あうスペースとの関係からも、
適度に変化し、各々に居場所を作る。


大きな声を上げれば通る規模ながら、
各スペースは更に奥まっているので、
通常は気配を感じる程度の生活。
繋がり過ぎず、隔たり過ぎず。
プライベートな間は子供の成長に
合わせて間仕切ることが、今後、
あるだろうか。