計画案、まとまる。

作った模型、けっこう大きい。
最後に人や車を置いた。
人が入ると、途端にスケール感が見えてくる。


敷地をどう使うのか?ゾーニング、ヴォリュームの検討の末に
辿りついた方向性、整理した用途と規模、コストも含め実現の
可能性ある、その一歩。人の在る風景が似合いそうで一安心。





人の在る風景、実は模型の時点で判明してしまう。
模型の時点で不釣合いなら、実際に似合う事は奇跡的だろう。
模型は相似する。小さいけれどミニチュアではない。
ここで期待出来るものは実際にも期待が出来、ここで達成の
出来ていない事は出来ない。予想外の奇跡的な事があれば別。
設計ではそのような不確かな冒険など出来るわけもない。


具現可能の判別は、これまでの経験にも拠るかもしれない。
観てきた建築、自身の設計の成果、元にして取り組む設計。


・・・この規模になると、敷地内で缶ケリが出来るだけの
仕組みが欲しくなる。あの隙間に隠れれば、あの穴を潜れば、
というドキドキを感じてしまう。
缶を置く場所は想像が出来るので、あともう一工夫をしたい。




模型は来週中、施主へ提示する。
が、どう持って行こう?