トッカリショ

縄文とは何時頃?北海道には何時から人が居るの?
どのような環境で、どのような生活をしていたの?
多くの人はあまり知らないらしい。
自分も結構最近まで知らなかったですし。
何時しか、住まう場所や設計上の敷地を考える時、
ここは?という疑問を覚え、出来る範囲ながら
知るように努め始めた・・・単に興味があっただけ?


1万年より前から北海道には人が居たらしく、
過去一万年前なら、北海道中に人が居たらしい。
5,6千年前は今よりも温暖で、縄文海進といい
海抜は高く、海岸沿いの高台が当時の浜辺らしい。
ちなみに1万年前は今よりも寒く海抜は低く、
その頃の人の住んだ場所は今は海面下にあるだろう。


氾濫が頻発する大きな川でなく、当時から
安定して今もある川があれば、それが高台なら、
掘れば間違いなく何かが出てくるハズだ。
新幹線の線路工事で5号線沿いが開拓されるなら、
海岸沿いの低地は既存の線路や道路、居住地を
避けて高台を開発するはずなので、きっと出る。
道南への高速道路建設でも出ていましたし。


実際、遺跡は無数にあり、数える気もなくす。
と言う事を知り、本当に面白く興味を抱く。
と言う事で、何時しか『縄文探検隊』を組織し、
前回は2年前の今頃、小樽ー余市を巡っている。
不定期過ぎるのだけれど、隊員から、
何もしないのはオカシイとか言われて企画し、
先週末、久しぶりに探検をした。
・・・探検というか、観光旅行的な?


写真が整理できたら、書こうかなと思う。
気持ちはあったものの、あまり気合は入らず、
暢気な写真しか撮れていなかったのだけれど、
そんな一枚が綺麗で目にとまり、掲載したのが
最初の一枚。この探検の最後に辿り着いた、
室蘭のトッカリショ。
景観自体は縄文よりはるか前の風景ですが。
名も縄文ではなくアイヌ語所以だと思いますが。


日暮れ前、暑い中一日陽を浴び続け疲れ果て、
鞭打って降りた先に、その浜がある。