airiness

はじめまして。

田名部伸紀(タナベノブアキ)と申します。
現在、札幌にて建築設計に携わっております。 





建築を学び始めた頃、「かるい」という形容に非常に興味を惹かれた。
設計においてとても大切にされる「かるさ」、最近忘れていた気がする。
常に大切にしている感覚なのだけれど、もう少し意識してみようと思う。
軽さと重さとは airiness and weight のことだろうか。

”airiness”

改めて辞書を引くと陽気さ、軽快さ、繊細さ、風通しのよいことと並ぶ。
自分は光を大切に設計に取り組む。diffuse(拡散)、pierce(射し込む)、
Reflective(反射)・・・様々な状態があるのだけれど、好きなのは
Lihgt without Shadow(影のない光)だろうか。

柔らかく包むような光の具合がとても好きだ。用いるべき時には常に
心がけている。タイトルの写真は昨年竣工した住宅のハイサイドライト。
この北窓は驚くほど完璧に作用していた。”airiness”の言葉通りに
軽快で繊細、しかも風通しのよい空間となったその要の窓である。



自分の目はいつしか建築”目”だ。まだ完全な目ではないのだけれど、
記して行くことで確かにしたいと思う。ブログ、何を書くだろうか?

■建築のこと。携わる設計のこと、これがきっと主となる。
 
■設計では必ず場所を確認する。得られる情報は絶対であり、可能性を
 知ることができる。きっと色んな場所を記すだろうと思う。

■縄文が気になる。北海道に在って自分はこれまであまりに何も知らな
 かった。場所の時間上の展開を知ることはとても有意義だ。実際の
 史跡・遺跡や博物館を巡り、時にスケッチをしている。

■自然しかない道東が自分の故郷、その空間こそ自分の原風景なのだと
 思う。想い、気がつき、知り、感じたことを記したい。最近は近所の
 水源池にしばしば通う。きっと写真を載せるかもしれない。

・・・

mixiでつけていた日記、気になるものはブログに写したいと思う。
整理しつつそのうちホームページなど開設したいなと考えている。