O邸 現場打合せ 【 DOMA / yamanote 】

O邸は既に屋根工事を終えている。先日、記事にした部分は
とても薄く仕上がっている。この後、通気欠き込みを施した
胴縁を取り付け加断熱を施し、板金立平葺の外壁が仕上られる。


週末は現場にて打合せだった。9:30から始まった打合せを
終えたのは1時過ぎだろうか。建物はシートで覆われている。


        

内部はまだ間柱と合板なのだけれど序々にその姿を見せ初めて
いる。これは吹抜けの土間、その正面頂上にある窓。この窓は
接する壁と天井を照らす。暗がりとなる隅をなくし、明るさ感を
与え、奥行き感をつくる。健やかな空間を創る上で要の窓となる。
模型を眺め、何枚もスケッチを起こし、パースも作った効果を
期待する窓の一つのだ。


        

この日は照明器具の他、コンセント位置を打合せ、暖房について
案内し換気はその位置などを確認。最近悩まされるのはテレビや
LAN関係だろうか。以前のようにテレビとビデオ類がセットで
配置される場合と違い選択肢は多い。着工後に変更した幾つかの
内容を確認し仕上げについても打合せる。


写真は現場に搬入された無垢のフローリング材。12cm幅のナラ材だ。
節のあるタイプなので若干は安価。幅広のフローリングは重厚感が
ある。節のあるナラ材とは実は表情があり好みでもある。特に現し
の柱や土間の仕上げを考えると実に具合が良い。