O邸、いよいよ壁塗! 【 DOMA / yamanote 】

予算都合のために施主施工となった塗壁、先週末に塗って来た!

     

人数分用意されたパレットとコテ。気合の入る良い風景がそこに。
お遊び半分でも楽しい、珪藻土とは要は泥んこ遊びに他ならない。
しかし、それが仕上げとなれば現場は期待に溢れ、緊張が満ちる。



      

内装塗壁のプロの指導を頂きながらの施工となった当日、集まる
参加者の面々はクライアントご夫妻とお友達、現場管理をしてくれ
ている I 氏と私の5名、そしてプロの”先生”であった。



     


いざ開始!割り当てをつくり皆が思い思いに壁に土を塗りたくる。
逐一先生の指導を仰ぎつつ、慣れないコテをどうにか裁く一同。
壁に塗れず落としてしまった材料の多さには苦笑いされてました。


 

        

クライアントと私。最後の壁に取り掛かる。出隅の角は殊更難しい。
コーナー用の道具をお借りして互いに果敢に挑戦する。


塗り上がりは気持ちのこもる壁が出来上がる。実は”味”はそんな
施工のほうが出てくるもの。良いかどうか上手いか下手か別として。
クロスと違い張替えではなく十数年後にまた塗ることになるだろう。




この日はプロの先生が付き添って下さったので本当に助かった。
感謝しなければならない。困ると「先生!」と呼ぶ。天井や床の隅
に差し掛かると上手くは出来ず、やはり「先生!」と呼ぶ。


作業は午前中で終えてしまう。聞くと先生なら一人で一時間程度の
仕事であったらしい。単に迷惑をお掛けしただけなのかもしれない。
I氏によれば、不備があって補修となれば事なのでこれで良しと。



結局、これがローコスト仕様だったのか?と問えば勝手に我々が
楽しんだだけであったような気もします。楽しいひと時でした。




     

これはリビングにおいて非常に重要な壁。光を受け明るさを作る
壁が私に任されてしまった。いきなり挑戦するも苦戦する。ここは
最後に先生に撫でて頂いた。でも、何本かは私の作った線もある。


現場にてクライアントと作業するというのはそうあることではない。
けれど、そんな機会がもてるのは実際、とっても面白い。皆様、
お疲れ様でした。乾き仕上がりどんな光が映えるのか楽しみです。






壁塗に参加されたクライアントのお友達のブログに記事が載って
ましたので、リンクしました。クライアントと3人で事前に講習を受け
ての挑戦でした。楽しまれたでしょうか。