ギャラリー巡り。

先週、ふらりと市内のギャラリーを巡ってきた。人に誘われ、
ついて行った感じなのだけれど、とても楽しい体験だった。


■熊澤 桂子 展 Bony Glass Installation
     

ガラスで骨がうねうねとギャラリーを貫いていた。その迫力は
恐竜を思わせるほど。透けて輝き、見せる陰影は美しく目を
奪われてしまった。


    

綺麗だな。ガラス管に骨を立てたらしい。


    

こう縞々にウツロウとは奇妙で不思議。作者がとても楽しんで
創作に取り組まれている風であり、それがまた実に良かった。





■秋麗 蔦井乃理子・蔦井美枝子展
古くから札幌で活躍されていると聞く。染織と焼き物が一つの
ギャラリーに展示されていた。間を大切に設えられた会場の
雰囲気は素晴らしく、何より作品は気品に満ち印象的だった。


器のシルバーが素敵であった。隙を見せず心象を渋く写し込み
そうな風合い。心を穏やかに興されるような不思議さを感じる。












そういえば最近、たぴおにも寄る機会があった。現在運営され
ている林さんの手記があり興味深かった。昨年末には妻が
個展を開いたこともあり、私の顔を覚えていて下さった。



いつかまたそんな機会があると良いですな。





とりあえず、芸術の秋さ。