春の森

   


ある朝早い潤う森の中、水滴のある光景を楽しむ。
ここ数年に覚えた春だけの楽しみ。こんなシーンを
眺めると、朝とは特別な時間なのだと知らされる。




   


「クモの糸」を見つける。キレイなのだけれど一本の
縦糸に苦労の痕跡が残るようだ。良く見ると ・ ・ ・


・ここで途切れるもの。
・菱形に繋がるもの。
・2本が1本に結ばれるもの。


あちこちで手当たり次第に修復をするのではなく、
一本の縦糸に不具合を集めて合理的に処理をする
ように見える。その臨機応変さ、クモって賢い!




   


朝が早いと、こんなシーンに出会えるかもしれない。
羽化した小さな春ゼミが日の出を待ってるようだ。
春ゼミが鳴き出すということは夏も近いということか。