海で頂く珈琲は格別。




どこか好きな場所に行き、そこで湯を沸かし、珈琲を淹れる。贅沢この上ない。




以前、見つけた海に行く。・・・小樽なんだけれど。水族館のある祝津から塩谷の
海水浴場までの間に訪ねた海がなかった。海を眺められる、海に降りられる場所は
ないものか?探しに出かけたことがある。


旧5号線の奥、細い坂道の古い町並みを走り海岸線を探す。予想し、探し、出会う。
立派で大きく古い駐車場が既にあったとしても、自分で探し出した意味は大きい。
以前に載せた登別の海もそのように探し出会う。  海岸線を巡るのは実に面白い。




切立つ崖の下、縁に広がる海岸は随分長い。この日は先ず観察しこの岩陸に辿り
着く。巨大な岩盤と、落ちてきた岩とで作られる海は実に手頃、磯遊びには最適だ!


遠くに余市を望み、青空を眺める。お堂のある大きな岩場に囲まれる小さな海岸線、
磯は浅くとても広く、足元のカニには随分と心を奪われる。今年最後になるだろうか、
海を満喫する。淹れた珈琲は格別、言うことなし。