支笏湖に滲む月


函館からの帰路、のん気に札幌に向けて中山峠を目指していた。
DOMA/道南の家】の現場に通う時は行きも帰りも使った良く知った道。
ドライブが目的ではないけれど、どうせ走るなら好きな道を走りたい。


豊浦からアプローチし洞爺湖から留寿都、札幌を結ぶ230号に合流して直ぐに気が付く。
羊蹄山の山頂は雲がかかっていたものの雪のあることを。
あれはアンヌプリだと思うのだけれど、ニセコのスキー場に雪があることを。
そして留寿都の山にも雪化粧が ・ ・ ・ 。




留寿都を過ぎてまもなく、道路情報の電光掲示板に「中山峠、夏タイヤ不可」の表示。




そう言えば、雪のニュースを耳にした気もするけれど、全く気にしていなかった ・ ・ ・
時既に遅し。平地で10℃、おそらく夏タイヤでも越えられただろうとは思うけれど。


そこで改めて道を探し、美笛峠を目指すことにした。
雪のハプニングのために出来た初めての道を走るチャンス。
若干の遠回りではあったものの快適な道であった。



夜空に月があり支笏湖が綺麗だったので写真を撮ってくるというおまけもついた。
満月に見えるけれど、露出が合わせられず強く光ってしまった。本当は半分くらいの月。
遠くに在るシルエットの稜線は樽前山だろうか。

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