DOMAの朝。   【DOMA/道南の家】


長く伸びるドマはリビングと外とを結ぶ「室内の外」なる空間。
かつての土間とは異なる、北国にあって重要な室内の外と考えた。



  

函館に行った際に【DOMA/道南の家】を訪ねる。


現場が終わって以来、頻度良く訪ねることは出来ず。別件ではあっても
近くに行った際は覗いて来たい。設計の仕事は竣工引渡しで一段落をする。
その後はアフターなど対応するものの、訪ねる機会は稀となる。


設計、施工を通じて築いた関係、時々はお会いし温める機会は嬉しい。




その【DOMA/道南の家】の早朝のドマの風景。




冷え込み始めた10月の朝、ドマには朝から陽が差し込みポカポカと暖かい。
コントラストの強い光のドマと、北側のハイサイドライトの心地良いリビング。
(写真では上手く写せない! 実際、不思議な自然光の室内空間。)



「これは正解ですよ!」と力を込めて話して下さるオーナーのT氏。
嬉しい言葉です。日常を垣間見せて頂きました。貴重な体験に感謝します。






  

日常のスナップ写真。三間の間口に及ぶ連窓はそのままウッドデッキへ通じる。
遠くに見えるのが函館山。函館の人でもこの風景は想像が容易ではないらしい。
・ ・ ・ しかし、嘘みたいな風景だナー。


訪ねた際は、写真の彼女の他もう一嬢が飛び掛るかのように玄関で迎えてくれる。



奥様いわく「動いてないとすまない人」というT氏は訪ねる度に何かされている。
この日は昨年から始められたソバ打ちの成果を披露し、ご馳走して下さった。
これが実に旨かったー。

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