しんしん


先日の夜は「しんしん」と雪降る印象だった。


雪を見ると正にしん(針)が降っている。
刺々しく痛々しい、針のむしろのような雪の表情。
写真では良く見えない?・・・見えたことにしよう。


暖かな雪の夜、上空は冷え込んでいたのだろう。
その上空で雪は見事な結晶を作ったに違いない。
冷えた硬い大きな結晶は風に揺られ、ぶつかり壊れ、
その破片が「針」状となったに違いない。
風のある夜、乾燥していたのでその状態が維持され、
刺すように降り注いだに違いない


・・・違うかもしれないけどね。


「しんしん」とは「針々」という直接的な形容なのだと思う。
つぎは「こんこん」というのも探してみたい。