多灯

照明は自然光採光に次いで最も好きなデザインの一つ。
多くの場合、ダイニングの空間には明るさが欲しい。
どのように灯すのか?いつも悩む。


これは【DOMA/道南の家】のLDK空間。ガラスの美しい、
円筒の小口の輪が綺麗に光るリンブルグ社製の照明が
贅沢にも3つ灯る。
壁面を浮かび上がらせるブラケットも3つ灯る。


これらをベースにして間接照明を使い、空間を考える。
好きなルイス・ポールセンのPH5で創る間も大好き
なのだけれど、多灯する贅沢もまた捨て難い。






前回に記事としたエントランス・ホール、照明器具は
全てLED。照度も極力低く抑え、必要最低限の器具を
効果的に検討した。


住宅の場合、写真のように全灯することは想定しない。
あくまで撮影用です。実際にこれでは明るすぎるので、
好みに応じて好きな照明だけを灯し、
そのバリエーションを楽しみます。


DOMA/道南の家】のオーナーさん、何時ぞやは
間接照明だけの窓から夜景も見えるほの暗さを
楽しまれていました。あれはビックリする楽しさだった。