スライド会。

【bookshelf】にて、鶴居村でネイチャーガイドをされている
安藤さんのスライド会が催された。
今年で3回目、年末の恒例行事に育ったのだろうか?


過去2年のスライド会同様、今年も新鮮な驚きに満ちていた。
案内頂くたくさんのスライド、特に印象に残るものが毎年ある。
今年は動物達の目、これが印象的だった。


撮影者に気付かぬ日常の緊張を配る目、キツネやフクロウの
写真は目に焼きついている。迫真の様は自分も見たいと願う、
自然の姿だった。彼の語る物語と相まって情景が浮かぶ。


安藤さんと【bookshelf】のオーナーが友人であり実現している
この企画、会場はこの住宅である。特別に広いわけではない。
けれど、広くも使えるし、老若男女20数名が集うことが出来る。


最初の年はどれほどのキャパシティーを持ち合わせているのか、
不安も感じたけれど、3回目の今回は安心して見ることが出来た。


スライド会終了後はお粥会となる。これも安藤さんによるもの。
とても美味しくて遠慮なく3杯頂いてしまった。
安藤さんのお粥、一度は鶴居村でも頂いているので4回目だ。


今回は余裕もあった私、カメラを持ってあちこちに出没した。
【bookshelf】は通り抜け動線が数多くある。2世帯住宅を
解くために編み出した方法が動線の確保だった。


ごっこも出来る家、人を妨げずにリビングの右に左に行く
ことが出来る。オーナーのお父様は、始まってから見に
来られたのだけれど、二階通路を通じて来て、そっと階段に
座られていた。住まう人は流石に使い方を良くご存知だ!




実はこの日、その日の昼間に住宅の打ち合わをしたご家族を
招いていた。落ち着いた日常の光景はもちろんなのだけれど、
このような機会でも住宅が機能する様を見て頂きたかった。


通常では考えられない人数にも対応できる空間の可能性、
極めてオープンなLDKながら自在な動線の利便性、
それに、このような住まいを住みこなすオーナーの様子。


この春、【bookshelf】のご家族は安藤さんのガイドで
アラスカにオーロラを見に行かれている。その写真会の
模様は以前に記事にしているけれど、この日は前座で登場!


ご家族での発表も印象的、とても楽しいイベントでした。