洞窟探検隊! その1

目指した洞窟とは、豊浦は長万部の際にある、
『小幌洞窟遺跡』。友人から聞いたこの遺跡、
噴火湾にあって知らない名に興味を覚えた。
(地図では左端に洞窟遺跡が載っています。)


秘境駅とされる小幌駅から徒歩で向かうのが、
一般的なルートとなる。しかしネット検索では
国道からアクセスする事例が見つかった。


行ってみるか?行ってみたいな!道はあるのか?
フツフツ沸き立つ想い、早速、探検隊編成を試みる。




冠雪した羊蹄山を眺めつつ中山峠を越え、
豊浦を進み山間の峠に差し掛かり、
予想していた近辺のトンネルを見つけ、
その横の空地に止まり、徒歩で森に入る。



探検隊に召集された面々は友人達、4人。
(諸先輩も友人と表記しました!)
突発的なお誘いにも関わらず、疑うことなく、
面白そうと参加下さる。感謝しております。


・・・なにせネット情報のみ、少数では不安、
この面々なら道なき森にも道を作れるかな?
道を見つけられずに帰っては来たくないなー


豊浦-長万部間の山間部、標高は高く海は遠し。
ネット情報では砂防ダムがあるのだという。
林道は等高線に沿って地形なりに進む。


本当にあるのだろうか?不安に感じ始めた頃、
下り方向へ道が消えて・・・眼下にダムを発見。



噴火湾を巡る国道は基本的に海が見える。
ここは断崖険しく、人の近寄らぬ場所が続く。
故にだろうか、容易に大自然に出会う。


なんて立派な樹木だろう!
この量塊、聳える様、天に消え行く枝葉。
普段は目に出来ない、圧倒的なスケール。



砂防ダムがあるということは谷が険しい証。
下る道とはこの川筋、渓流下りに他ならない。
魚の住めそうにないような急流を下り行く。



間違いなく海への道、帰りはここを登るのか?
と不安を感じつつも眼前に広がる明るい海を発見。



迎えてくれた入江、ネット写真と同じ光景。
けれど、そこに自分で立ち、眺める光景とは違う。
あまりの心地に感じ入る、感激の瞬間。素敵だ。


右手の巨大な岩の水際、海は澄み切って透明。


 

その先には噴火湾が広がる。