【DOMA NATORI】竣工 その6


立体的に構成することで、限られた広さを
より変化のある空間へ。縦にも奥にも横にも、
様々に展開する室内、良く見せてくれる
この写真はお気に入り。


オープンな室内空間がその広がりを得るのに
寄与するものの、必要なだけ縦横に少しずつ
奥まって消え行く様、繋がり連続するものの、
巻貝のようにプライバシーを要するスペースは
奥まって隠れ、ここからは見えない。


木造らしいスケール感は露出する柱・梁が
教えてくれる。その線材が幾重に重なり
空間を広げ、簡単に見えて複雑。けれど、
そもそも簡素。でも単調でなく良い塩梅。