【 MoAi in ny 】 リビング・ダイニング、夜。 

照明は、必要な場所に必要な照度を得る事と、
明るさ感を得る事、安全に配慮し足元灯も含め、
計画をしている。


家族の集う時、夫婦の時間、又は映画を観る等、
様々な用途が想定されるリビングには組合せの
選択肢を多く設けている。全点灯は稀として、
組合せによって表情は様々になる。


ロールスクリーンはスッキリと納まり、採光時に
邪魔をせず、夜間も自然な光景であり良く用いる。
カーテンも素敵なのだけれど、昼光時の溜まりを
どう処すのか悩ましく、また布地を良く選ぶ事に
なるのでコストもかさむ。カーテンは開閉に今は
様々な選択肢があり、捨てがたいものの、
この住宅のインテリアにはスクリーンが適当だと
考えました。


実際に生活が始まれば、様々な展開が有るはず、
果たしてどの様な光景に至るのかは楽しみです。
小さなお子様が居られる事もあり、きっと、
賑やかに飾られるのではないかと。



自然光採光の難易度は最高レベルなのだけれど、
対して人工照明時は計算がある程度可能なもの。
今は、「明るさ感」という指標も参考ながら、
考慮した数値評価も得られるのだけれど、
やはり、難しい事には変わりがない。


何れも補助光なし、そのままの光景を写している。