雪の便り

雪の便りが届いていた。


雪を見て楽しみたいと思いつつ、
そんな猶予を見出せずに過ごしていたので、
送られていたこの写真を眺め、ふと、息をつく。


何度か、訪ね見ている雪の庭、綺麗です。
降る雪を追うネコを眺めても面白いし。


設計したどの家も大きな窓から足元まで雪が見える。
電気を消すとパノラマが広がる。
楽しんでるんだなーと思うと嬉しい。


ある日の、極普通の出来事なのだけれど。

見学ツアー。

先週末、ASJのイベントの続きとしてバスツアーがありました。


たくさんの方に見て頂いたのは【DOMA/yamanote】です。
極度の上がり症、バスの中でもイエの中でもシドロモドロ、
大変失礼致しました。また、ありがとうございました。


上手くは説明できませんでしたが、実際に見て頂け嬉しい。
この機会を作ってくれたオーナー様には感謝しております。
オーナー夫妻には説明が堅い!とダメだしされてたなー、自分。




生憎の空模様、落ち着いて眺められる状況でもなく、
実際に住んだ時に観察でき、感じられるだろう光、
気付き、興味を覚えてくれたなら幸いです。




この上なくシンプルに敷地を使い、空間を使い、住まう様、
魅力を実感する住宅の一つです。
携わった住宅の中では見事なローコスト仕様なのですが、
決して安価な住まいではなく、質実を求めて設計しました。


創意工夫、実現するための技術や手間は惜しまず。
写真は工夫の一つ、キッチン収納室からの眺め。



普段はジロが迎えてくれます。(オーナー撮影。)

まだ大丈夫!


今日、市役所でDOMA/yamanoteの奥様と偶然、お会いする。
「最近、ブログが更新されていません!」と言われてしまう。


私は「ジロ日記」の更新が早すぎて、気に入った写真が
どこなのか探しきれません、と答える。


まだ大丈夫、子供です!らしい。 . . . じゃれたい。

白い雪夜


DOMA/yamanote】で電気を消して雪を楽しんだ夜、
外は明るい冬の夜空だった。こういう空は好きだ。
北海道の冬らしい夜の一つなのかもしれない。




DOMA/道南の家】の引渡しの夜もこの空だった。


見上げる白い夜空の明かり、綺麗というよりも不思議だ。
身構えてしまうような雪夜、白い大地との対比が素敵だ。
道南も今年は雪が多いらしい。どう過ごされているだろう。




昔から好きな夜で、カメラも持って走り回ったこともある。
自分の携わった建築、是非出会いたいと思うシーンだ。
容易に出会えそうでいて、そのタイミングはなかなか難しい。


それだけに設計の際にも必ず想像するシーンなのだけれど、
こういう情景は空想では思いも寄らず、現実こそが素晴らしい。
パース作製時に再現しても、美化したに過ぎない絵になってしまう。


どう佇むと映えるだろうか?設計の際はいつも意識している。






直にこういう光景は去り、春になるのだろ。