秋らしく。

時々、アウトドアで秋でも感じてみよう ・ ・ ・ という余裕が
あったわけでもない。たまたまカメラを片手に出来た時間、
豊平公園というところを散策してみた少し前の朝のこと。


タムロンの古いマニュアルのズームレンズをつけていた。
秋の日差しで写真を撮ってみる。全てがマニュアル、AFも
使えず。失敗写真が嫌というほど撮れるのだけれど面白い。


何となく時々心地よく撮れる、それがとても嬉しい。平地は
まだやんわりと色が着いた頃。自然溢れるとまでは言わない
けれど、公園はのどかで心地よく楽しく過ごさせて頂いた。



朝は影が長く、木の幹を眺めてもその質感が実に面白い。
そもそも人はこんな光やスケール、質感に育てられている。
飽きることなくいつまでも散策できるような心持だった。



木々の隙間から時々日差しが差し込む。名も知らぬ小さな
植物がまるでスポットライトを浴びたように照らし出される。
光を一杯に受けて輝く小さな葉に”明るさ”が強く感じられた。