ピザ  ダッチウエストのストーブで。

ストーブの季節だ。火を眺めるというのは飽きることがないナ。


DOMA/Bookshelfではストーブがドマの末端にある。昨年末のスライド会では
おもてなしとばかりに火が入れられていたのだけれど、会場から若干の距離が
あったため、誰の注目も集めずに何時しか火が消えていたっけ。




機種選びでは相当に悩まれていました。個人的にはヨツールなんかが好きだ
けれど、選ばれたのはダッチウエストのストーブ。まるで機関車のような
鋳物の重量感は、一際大きな存在感をみせ、ドマにバッチリ納まっている。


効率的な燃焼装置を持つこの高性能なストーブは、調理でも活躍するという。
アウトドア派でもあるbookshelfのクライアントは、この点にも大きな魅力を
感じておられた様子。ただ、餅を焼く以外に活躍したとは聞いてませんでした。





先日、写真付きでメールが届く。初ピザに挑戦されたらしい。
ストーブ内に設置する調理具台金物を調達されたのだろうか?


このストーブは、"おき"となった薪を崩し底に敷き並べると、200℃ほどの窯に
なるという。熱源といい、鋳物の熱量といい、そこらのパン屋の電気窯を超える。
ピザやパン、ダッチオーブンなど様々な調理が楽しめるらしい。


メールによると、少し火が弱かったのか、パリッとは仕上がらなかったらしい。
ただ、美味しかったと。・・・美味しかった、美味しかった、美味しかった!?


冬は始まったばかり、窯に慣れ、腕を磨く時間は十分あるのではないでしょうか。
ストーブの選定から設置、火入式も一緒しました。設計した者としては、味わう
までが仕事かなって、  次の機会には是非、賞味させて頂きたい。