天国

    天国・・・ではなく「能取岬」。一面の綿帽子、遠くにオホーツクの
      海原が霞み、ウロコのような雲の向こうに夕日が隠れ輝く。






     観光でもない。現在、工事が進むお寺にて協議事項が発生し、
    オホーツク総合振興局(旧支庁)を訪ねた際に遠回りした、だけ。


    普段、観光地など自ら訪ねることなどない自分にとって、それは
    珍しい選択ではあった。既に4時を回り、あとは札幌に帰るだけ。


    2日に渡る打合せを無事に済ませホッとしていたのかもしれない。
    出来心で岬でも走ってみるか!と訪ねただけ、だったのだけれど。
     としても、この光景、その広がり、雄大さは立ち竦むには十分。






        だーれも居ない原っぱをトボトボ歩いてきた。