工事終盤 ■S-house vol.18

西区八軒で監理している【SーHouse】、来週の中頃には大工工事を終える。
足場が外れ、外観全貌を眺めることができた。昨日は現場打合せに行く。


大工工事が終わるとは、工事がいよいよ仕上工事に入ることを意味する。
工事は終盤、現場は「竣工」を意識して動く。打合せはクライアントに参加
頂き、仕上げの決定や各種確認を行う。


現場の若き棟梁とは、既に打ち解けてもいて(つもり。)、あれこれ屈託なく
意見を頂戴する。2F OPEN・SPACEに設えるカウンターの造作に勤しむ
彼の仕事は、家具工事でもなく、しかし、大工工事としては見事!楽しみ。


ドマの巾木に設置するコンセントに悪戦苦闘していた電気工事職人は、私を
見つけるや駆け寄り、その成果を報告して下さる。少し難しい注文をつけた。
彼は様々なコンセントを集め、検討し施工する。これは勉強になりました。






現場での打合せを一通り済ませた昼下がり、クライアントと隅々、見て回る。
思うところ、あれこれ会話を交わす、とっても暑い昼下がり。


写真の手前、ビニールシートの下にはクライアント自身が塗装された羽目板、
アプローチの壁材が収まる。3日間に渡る作業、初日は「ん!?」という具合。
しかし3日も経験すると一端の姿! 次に塗るのは何年後になるだろうか。