ロールスクリーン  ■S-house vol.22

竣工の近いS-House、仕上げ工事が盛んとなっている。日に日に完成に
近づく姿をクライアントはとても楽しんでいるらしい。とても嬉しいこと。


表札はアルミ板を加工し製作している。幾つか候補を上げ、クライアント
に選んで頂いた字体をイラストレーターで加工し、看板屋にデータを送る。
間もなく貼られるだろう。良く似合うフォントが選べたと思う。





ロールスクリーンも選定する。クライアントはすっかりイメージが出来て
いる様子。その場で選んだものが最も相応しい。届いたサンプルを眺め
そう実感する。連窓部の柱と絡む一本はチェーンの色を変えて施工する。


カーテンという選択肢もあるのだけれど、開かれた時の溜まりを考えると
悩ましい。ロールスクリーンはスッキリと納まってくれ調子が良い。


カーテン無しでも済む配置、窓の計画を試みる。それ故に、生地は好きな
ものから選べ、凝った機構の必要もない。シンプルにインテリアを飾る。






現場は照明や暖房器具の取り付けが始まったようだ。完了検査の日程も
決まり、いよいよというところまで辿り着いた。月曜は現場の予定。