梱包された橋梁


  


先日の橋、塗替工事だろうか?近くで眺めたのだけれど、予想通りなかなかの風景であった!


空から街を眺めると河川が最も特徴的に見える。橋は次いで見えてくるもの。視界の開ける
河川、橋のある風景は都市スケールのパノラマが楽しめる。ビルに閉ざされてしまう街中の
風景も、札幌なら豊平川から眺める風景は結構、壮観で面白い。


梱包された橋、それまで知らなかったヴォリュームが見えてくる。こんな大きかったのか!と。
まるで模型でも眺めるようなミニチュア感覚でもあり、白い養生シートに包まれる姿は、雪で
覆われた大地の純真さにも似ている気がする。ちょっとした梱包・クリスト的芸術作品かな。


特別に見えるいつもの街並風景、本当は対岸からススキノを霞め藻岩山を眺めようと考えた。
しかし、都市スケールのパノラマだもの対岸は遠かった。 ・ ・ ・ 面倒!? イヤイヤ。










学生の頃、札幌の特徴的なものを記録して歩き回ったことがある。線路や橋が都市スケールで
見える筆頭であった。橋を実地で回るのは、実際相当に厳しかった。なんであれほど遠いの?
その歩行感覚を逸脱する距離感こそが都市的なスケールなのだと初めて実感したのであった。


車だと通り過ぎてしまい、自転車なら頑張れる範囲、しかし徒歩なら絶望するレベル。