2月の雪

2月に入り、雪質が変化したことに気付く。
綺麗な結晶の観察できた雪を忘れてしまいそう。
季節は、着実に変わっている様を実感する。




取り組んでいる住宅、その実施設計は思いのほか、難航している。
敷地の微妙な高低差を利用し、勾配屋根で包まれる室内を縦横に
使いきろうと取り組んでいる。


複雑にスキップする多数の床、敷地形状にそう複雑な平面でもあり、
梁を一つ一つ検討し、これを構造、断面に反映させつつ建築の
ヴォリュームを確定してゆく。手探りのパズルの様相でもある。


その作業が一段落したので、ややホッとしたものの、
遅れている他の図面も仕上げなければ!




雪はまもなく、湿った重たいものになるのだろうか。
雪質が変わる前に仕事を進め、
変わった時には次のステップに入れるよう取り組みたい。