積荷は何なのだろう?


打合せで函館まで走る。峠は雪もなく、春近し。
ただ、終日ガスの立ち込める白い一日だった。
思いの他早く到着、ヒョイと港まで出てみた。


海の向こうが霞む白い景色の中、大きな音が響く。
岸壁での荷下ろし作業を眺め、しばし過ごした。


船が傾くほどの勢いで石炭?のような黒い何が
淡々と下ろされていた。