見積書を眺める。

仕事もしています。見積書を眺めつつ。
見積書は項目と数字しか無い。言葉の説明は無い。
私の描いた図面が見事に数字に置き換わっている。
果たして呼応しているのか?書類の厚さを眺めると、
一瞬、諦めたくなるような。


諦めぬために、何とか自分の土俵に乗せる努力をする。
『付箋』貼りは最初の一歩。これで分厚い紙の束を
分割して眺める事が出来るようになる。


次いでエクセルに大項目、中項目、小項目を抜き取り、
建築の面積等と比較出来るよう一覧にする。
整理出来れば過去の事例と比較して眺める事も出来る。


後は・・・ともかく眺めて過不足を確かめつつ、
そのうちに目が慣れると気になる項目に気づき始め、
付箋が増えて来、それが山のように貼り出されれば、
頭に入る。と思う。


規模が大きくとも小さくとも、基本の構成は同じ。
ただ、規模が大きくなると数量も大きくなるので、
比較して想像する事も増えてくるだろうか。


そんな数字の一覧集積の先に、作成者の意図が
見え隠れするまで、今は未だ、先ず眺め過ごす。