外壁の色決め  ■S-house vol.13

S-House、外壁は板金だ。安価ではないけれど、板金仕上の中では
ローコストな立平葺。板金の基本技術による仕上げは表情がある。


なぜローコスト?それは使う材料がただの鉄板のみだからだろうか。
故に、チープに見せないためには端部の納まりを入り念に検討する
必要のある難しい仕上げでもある。差し当たり、先ずは色決めから。







  


基礎工事が終わる頃には、板金の色を選ばなければならない。
用意した7種の板金を現場に持ち込み、色んな向きに立てたり、
並べたりしながらクライアントと相談する。








  


表面に適度なテクスチャーがあり、メタリックに輝くものを選んでいる。
光が当るとどれも明るく、陰るとどれも暗くなる、光沢感の強さもあり
ながら、シットリ感もある板金素材。




素材を確かめ、パースで色など確認しつつ、悩んだ末に選ばれたのは・・・
間もなく足場が外される。とうとう、外観が眺められるのかー。