建築金物   ■BUTSUGWANJI vol.7

道東のお寺では阿弥陀様まわりの仏具を金物で設えるべく検討している。
通常の仏具ではなく、スチールを使う。重厚さ、繊細さ、質感は魅力だ。
設置、組立、搬入も考慮しつつ、より繊細なデザインとすべく試案中である。




「建築金物」、住宅でも螺旋階段や階段手摺など重宝します。高価ですが。





基本デザインは既に出来ていたものの、具体化出来ずにいた。実寸模型を
作り、実際に照明を当てるなど検討を繰り返し、ようやく図面を描き上げた。
立体図、組立図などのスケッチを含む6枚からなる図面を関係者に一斉に送る。



数日後のある深夜、金物店から図面が届いた。10枚からなる詳細図面群。
この精緻な図面には身震いしてしまった。が、眺めると先は遠い。建築金物、
やはり難しいと実感する。まだ鉄骨という無骨さだ。さて、考えなければ。