構造


タンポポを解剖してしまった。
「がく」の内には既に綿毛のある種が納まっていて、
その種から雄しべか、雌しべが花びらを伴って伸びている。
この基本ユニットを同心円上に何層かを並べ花が作られているようだ。
(写真が、その基本ユニットです!)


「花」を外観視すると、複雑で繊細、何がどうなっているのか?
よくわからない。解剖してみると、その構造が明らかになる。
風に吹かれても壊れないほど強く、それでいて綿毛になって
飛んで行くまでもが予定され、見事に実行できる構造。


その一端を観察したのだけれど、発見したこの一つのユニット、
とてもきれいなカタチをしている。私には美しいと思える。
世の中、面白い世界がたくさん在るのだと改めて実感する。






タンポポはネットで検索すると写真入りで様々に紹介されている。
自分で調べるまでもなく、詳細な答えに出会えるのではあるけれど、
やはり、覚えた疑問は自分の目で確かめ、そして驚きたい。





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