調べてみる。 


  



先日、「ネパールの塩」の事を書いた。
自分の想像をネットで検索するまでを。


では、発信するに十分な質ある情報に
するにはどの程度の労力が必要なのか、
確かめるべく札幌の中央図書館を訪ねた。


1時間程しか余裕がなかったのだけれど、
得た知識から検索すれば良いのに、
最初から始めてみたくなってしまった。


結果は、ネパールの人口や気候風土など、
辞典に載っている程度の情報を得た程度!




ネットではネパール"&"塩で検索が出来る。
現実には"&"などという便利なツールはない。


「ネパール」、「岩塩」、「ヒマラヤ」などで
検索すると無尽蔵に書物が検索されるばかり。
得るべき書物を探す事とが如何に難しい事か。


ツールは自分で探し、方法は自ら考えるしか
ない。探す、得るというのはだから面白い。




百科辞典の類、その目次事典が活躍する事を
実感する。調べるべき言葉を発見出来る。
そこから膨らませるのが正攻法なのだろう。


検索では、図書館にある相談コーナーも利用
させて頂いた。実に親身に応対頂き、過去の
新聞記事など貴重な情報も頂戴しました。
ありがとうございました。


この日の収穫は「岩塩鉱床」という言葉。
その形成過程には閉ざされた海、というのも
ある様子、予想に近づく専門用語。
実際、ヒマラヤにもあるらしい。


放っておくと、ネット知識レベルに納得して
しまうこともある。それで十分な時もあるが、
実際に調べることの難しさ、大切さ、面白さ、
また時間を見て、ふらりと訪ね調べたい。